今の時期、小春日和と言ってよいのだろうか。
もう雪があってもいいはずの林道を歩いた。
ときどき飯盛山の洞門を見に行くが、途中、予定を変更して滝沢本陣をまっすぐ上った。
勝治郎先生宅前から、不動滝を目指した。1時間ちょっとの散歩道だ。
白糸神社、北向稲荷神社、不動尊堂、観世音菩薩堂をお参りしてきた。
荘厳な滝の音に飛沫が舞った。水量は豊富だ。
観世音菩薩堂は会津三十三観音の第十八番札所。
【ご詠歌】 ”滝沢(たき ざわ)の 落(お)ちて流(なが)るる滝(たき)の水(みず) かかる末々(すえずえ) 弥勒(みろく)なるらん”
清々しい気持ちで手を合わせた。
風のない暖かな林道、眠っていたテングチョウが舞ってきた。
しばらく秋の名残を探した。
もうじき雪に閉ざされるだろう不動川林道。その頃、スノーシューで歩き回りたいと思っている。