大晦日、隣の孫たちは我が家で過ごした。
紅白歌合戦に全く興味のないじいは、2階の炬燵で、一人パソコンを眺めながらのボクシング観戦だった。
大晦日午後11時45分、いつものように、神社拝殿に役員が集まり町内会の新年御祈祷を受けた。
ここ長いこと、いつも楽しみにしていたTV「ゆく年 来る年」を見ることが出来ないでいるのが残念だ。
年明けと同時に神殿に太鼓の音が響いた。「おめでとうございます。」
新しい年を迎え、先ずは健康に留意し、今年もより住みやすい町内会にしたいと願った。
占拠する孫たちを起こし、今年初めての遅い食事だ。
わずかばかりのおせちで少し御神酒を頂く。 娘家族にお年玉を、「頑張ってね! ぢい・ばあ 」と添え書きした。
初詣は恵方の神社、東北東の方角的には土津神社がいいようだ。 お酒が入ったので明日にしよう。
家族みんなが一堂に会する新年顔合わせは、今年は3日に決まったようだ。
海老がない! 数の子も。
今年も約70枚の年賀状が届いた。手にする宛名の雰囲気から、誰からのものかがわかる。
年に一度の挨拶くらい書けばいいのに、ものぐさが擡げるのが常だ。 お正月いっぱいかけて、遅い賀状に近況を認めたいと思う。
数名の大学の同級生から、3月の学部卒業50年目の卒業式で会おうとある。
青春の友に会いたいが・・・。体調がイマイチ不安、一筆近況を添え欠席することに。
玄関に、「平出竹問屋」製のミニ門松
ストーブを背負いエッセイ3編をまとめた。
外は、湿っぽい雪が静かに降り続いている。
スタートした新しい年、これまで以上に静かに、歳相応にゆっくり歩みたいと思っている。