久々に帰省されたMさんとトンボの撮影にご一緒した。
雨が心配されたが、風が少し強いものの朝から晴れ渡った。
2時間足らず、Mさんの希望するトンボに会え、珍しい光景にも遭遇できて良かった。
絶滅危惧種を心配する日々だが、今年も元気に姿を見せてくれたコバネアオイトトンボ、マダラナニワトンボが愛おしくてならない。
環境省レッドリストでは、いずれも激減していて、絶滅県が増えているようだ。
福島県では、一昨年10数年ぶりに改訂されたレッドリストでは、マダラナニワトンボこそ絶滅危惧Ⅰ類だが、
コバネアオイトトンボについては、それ以前はⅡ類だったが準絶滅危惧種に格下げ分類となった。
いつも巡る生息地での個体数は年々減って、とても心配な状況なのに・・・。
いつも思うことだが、この2種、おっとりしていて近づいても逃げないから撮影しやすい。
でも他のトンボが近づくと、実に俊敏なものだ。
いろいろなポーズで止まる、実にかわいいトンボたちを撮った。
マダラナニワトンボ 最近は5~6頭が迎えてくれた。
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コバネアオイトトンボ やはり個体数は少ない、生息する池から離れた水路で見つけた。 光の反射で金属色の色合いが違って見える。
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キタキチョウオオアオイトトンボ
大型のトンボが連結飛翔中のノシメトンボのペアを捕まえた。近くの草むらで哀れな、壮絶な光景を目撃した。
オオルリボシヤンマの♀のようだ。近づいても食事に熱中、哀れ♀が犠牲に。
ちぎられた♀の頭を付けたまま、♂は飛んでいった。 メスの頭部が見える。 ↓
新鮮なルリシジミ♀ セスジツユムシ
マイコアカネ アキアカネ
ナツアカネ ノシメトンボ
愛おしいトンボたちを見つめながら、いろいろなことが頭を巡ってきた。
午後は、雲が広がり予報では雨降りになるようだ。明日の「森で遊ぼう」の準備作業が心配だ。