今日の天気予報は久々の晴れ、スノーシュで湖畔を歩く計画だった。
朝から日が差し始めたが、時々眺める磐梯山はもやっていて一向に姿を見せない。
10時半を回り、待ちきれずに出かけた。
雪道の滝沢峠を避け国道49号で強清水まで、赤井の雪原からも磐梯は雲に隠れていた。
崎川浜はコハクチョウ200羽ほどが、静寂に浮かび流れていた。
スノーシューを履いて湖畔の林へ入る。
昼頃になり、磐梯の頂が見え始めたが、視界はぼんやりだった。
見え始めた山頂
スズガモ
湖水の水位は例年より少ないようで、ところどころ浜を歩けた。
シジミの殻が転がっていたが生息しているのだろうか。調べてみたいと思う。
*猪苗代湖岸のシジミは、野口英世博士の母シカさんが採取していたという。
福島大学 塘教授の調査報告「猪苗代湖の底生動物相」には、200年ほど前に琵琶湖から移殖された記録や1831年に長浜に放流された記録がある。
マシジミだろうか。最近は「要注意外来生物」に指定されるタイワンシジミの心配もある。
ハンノキ 右はスノーシュー
1年ぶりに入る林はかなりの木が伐採され、何棟か工場らしきものが建ち、いつものお目あての冬芽は観察できなかった。
たいした距離ではないが、コハクチョウを眺めながらの散策は壮快だった。
帰路、笹山浜からレク公園へ寄った。
シデコブシ
春はもう少し オニグルミ冬芽
天気を見ながらなるべく出かけたいと思っている。