今年も庭にウスバシロチョウが舞ってきた。
さわやかな初夏の晴天、1時間ほど、滝沢峠にウスバシロチョウの観察に行ってきた。
今年もいつもそこにはウスバシロチョウの楽園があった。爽やかに吹く風に乗りふわふわと飛翔するウスバシロチョウをゆっくりと観察した。何とか飛翔しているところを撮りたいと思っているが、なかなか難しい。セイヨウカラシナやタンポポに無心に吸密する姿を何枚も撮した。
よくギフチョウやヒメギフチョウを春の女神と呼ぶが、私には、ウスバシロチョウは初夏の女神に見える。最新の蝶類図鑑にはウスバアゲハと載っているが、私の思い出は何時までもウスバシロチョウだ。
【フキの葉上で一休み】
冬を越し翅の傷んだシータテハ、テングチョウも迎えてくれた。すでに、垂れ下がったフジの花は色あせ、桐の花が満開だ。卯の花ももう咲いていた。
帰りにフキを一掴み採ってきた。家に戻り整理していたら、ミドリヒョウモンの終令幼虫が出てきた。庭のスミレに移したが、じき蛹化するだろう。
【ミドリヒョウモンの終令幼虫】
【滝沢峠麓から会津若松市内を望む】
【桐の花】
ウスバシロチョウは私の風物詩、昨年、一昨年もブログにその感動が載っていた。
峠沿いの林の下草には食草のムラサキケマンが生い茂っている。そろそろ花が終わり実が膨らんでいた。今のままの自然がこれ以上悪化しないように願った。(5/18日曜日)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます