日中行く予定の十日市、雑用に追われ暗くなってから顔を出した。
普段歩かない《大町通り ~ 四つ角 ~ 神明神社 ~ 蒲生公墓所 ~ 市役所通り 》を巡った。
昔を思い出しながら,ずいぶんつまらなくなったとの印象。
最近どこでもおきまりの食べ物のお店がならぶ。 クレープ、広島のお好み焼、チョコバナナ、焼き鳥、米沢牛串・・・。
もちろん、起き上がり小坊師や風車など会津の縁起物の店は十日市の風物詩だ。白河だるま、高崎だるまの店もあった。
ひと頃の定番の漆器の屋台店は、夜には見あたらなかった。
小さな風車も アーケードは未完成 西側の通りは屋根がかかった。
行き交う家族づれに、在りし日の子ども連れの我が家族を重ねた。
神明神社にお参りし、蒲生氏郷公の墓所をたづね、懐かしの会工前を一人歩いた。
雪道にかつて歩んだ人生の道を辿りながら、すべてが時の流れに消えていった。 (2018.1.10)
神明神社 蒲生公墓所
墓前に辞世の歌碑 「限りあれば吹かねど花は散るものを心短き春の山風」
市役所夜景 懐かしの会工
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