貴重な木の札
日曜日に、初めての「百人一首かるた会」があった。
参加者は少なかったが、、和気藹々楽しいひとときだった。
発起人の0さんご夫婦には、詳しい資料コピーからお茶の準備までお世話になりました。ありがとうございました。
同じく発起人のIsoさんから、お父さんの自製の手書きの木札を見せていただいた。
ホウノキに達筆な直筆で書かれていた。貴重なものだと思う。
Isoさんのお宅では、お正月には遊ぶのが常で,娘さんやお孫さんへと代々引き継がれているそうだ。
北海道では、独特の書体で書かれた木の板でできた取り札で遊ばれているらしいが、ネットで「板かるたの歴史」について興味ある記事を見つけた。
『発生については北海道説、福島県会津若松説があったが、現在では江戸時代に会津藩の武士が手内職で作成していたのではないかという説が有力である。
会津地方から北海道への伝播については、屯田兵が持ち込んだ説、北方警備に赴任した武士が持ち込んだ説、開拓団が持ち込んだ説などがあるが、
まだ確固たる証拠が発見されていない。当初はホウの木に手書きで作られていたが、盛んになるにつれ、工場で量産され、書体も印刷になった。』
昔、母から下の句を読んで下の句を取るかるたの話しを聞いた覚えがある。
北海道では冬になるとこの下の句かるたが一般的らしい。読み札は通常のものを使用するが、下の句しか読まない。
以下に、参加しての感想の一端をまとめた。
「町内だより」1月号の回覧にへのお誘い」とあり、発起人の思い入れを知り参加してみた。小正月を過ぎた日曜日、薄日の射す町内会館の窓外には、チラチラと雪が静かに降っていた。/ 我が家では百人一首の文化はなく、高校の古典の授業で学んだ記憶はあるが数首を知る程度、和やかなかるた会を傍観せざるを得なかった。静寂にCDの読み手の豊かなリズムが流れ、古人の心を思いながら静かなひとときを楽しむことができた。/ いまは家庭でかるた取りの習慣は少ないだろうが、小学校の孫は秋口から百首をすべて、その作者まで暗記してしまい、授業中の競技でも強いようだ。また、中学生の孫は3月の校内百人一首大会に向け特訓中、そんな孫たちの境遇を羨ましく思っている。/ 最初の参加者は少なかったが、来月の第2回目にはより多くの参加者を期待している。町内の親睦を深めるこうした小さな活動の輪が少しづつ広がって欲しいと思う。小生、時すでに遅しの感もあるが、少しずつ歌を覚えて来春のかるた会には札を取り合ってみたいとひそかに思っている。
第2回は 2/21(日)に予定されている。
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