会津若松市内では、7月に入ると7月1日の「おんばさま」を皮切りに9月8日の「北山薬師如来」まで、ほぼ毎日、約2ヶ月間様々な縁日が45か所で行われる。各町内で続いてきた産土神、神社、仏閣の夏祭りで、その日限りの市なので「お日市(おひいち)」と呼ばれ、古いものは約400年前の蒲生氏郷の時代から行われていたという。会津の夏の風物詩である。
我が町内の八幡神社の祭礼は7/15だが、数年前から、学校が夏休みに入った第4土曜に行われている。
幸い昨日まで降り続いた梅雨の晴れ間、昼過ぎに孫とお祭りに出かけ、参拝してきた。孫に、夏のお祭りの雰囲気を味わわせたい思いがあり、カメラ持参だ。孫の手を引き階段を上りお賽銭を上げ手を合わせた。朝から太鼓が鳴る本殿に、近在から三々五々参拝に訪れていた。
神社の鳥居から参道の両脇に、形ばかり、たこ焼き、焼きもろこしの出店、そして子供会のおもちゃくじと金魚すくいの店などが並んでいた。でも、昔のようなにぎわいはない。参道には裸電球が吊され準備万端、夜は多少にぎやかで雰囲気も出るのだろう。
祭礼に寄付をして、もらった抽選券を忘れずに持参、くじ引きの賞品は空くじ無し、ビールか、洗剤か、ティッシュペーパーだ。結果は去年と同じビールが当たり、何となく嬉しかった。
夕方からは孫たちは保育園の夏祭りに特別参加の計画。私は留守番、おばあちゃんは大変だ。孫たちは盆踊りや、お店屋さんごっこを楽しみにしている。
今日1日、お祭りの日は2才と4才の孫にどんな思い出ができただろうか。
いつの日にか、遠い日の思い出として幼子たちの脳裏に甦ることだろう。
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