町内にホタルが戻って来て5年目になる。
以来、梅雨のこの時期は、今年も見られますようにと祈りながらホタルの発生を確認するのが夕食後の日課となっていた。
数日前に、今年も待ちに待ったほのかなあかりを確認できた。
例年より少し遅れたが、嬉しくてならない。
遥か30年も前にドジョウやサワガニと共に姿を消したホタルだった。
その後、春先の一斉清掃でこのU字溝の無い水路の川ざらいを自粛したり、
町内の関心を高めたいと子どもたち中心の観察会を開くなどをしてきた。
奇跡的に甦ったホタルがいつまでも生息して欲しい願いだが、課題も見えてきた。
問題は、暗闇の中でほのかな光だけがコミュニケーションのホタルにとっての光害だ。
8時を過ぎても何台も行きかう車のライトや肝心な場所に新しく設置された街灯が煌々と水路を照らしている。
短大の灯り
みどりの自然、小さな生き物と共生できる豊かな住環境を求めて、出来る対策を取らなければならないと思っている。
地方紙に寄せた駄文掲載さる(7/1付) 『よみがえった蛍 「光害対策」必要」』
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