往く夏を偲ぶピンクの百日紅
涼しさの中ミンミンゼミがスローテンポで鳴いている。窓越しに、夜中に降った雨に濡れた百日紅の花が咲いている。ああ、夏が行ってしまうのだ。
昨日、いつもの里山散策で、マダラナニワトンボに再会出来た。昨年夏、環境に人手が入り今年の発生を心配していたので、特に嬉しかった。
マダラナニワトンボの飛翔
マダラナニワトンボ
池ではオオルリボシヤンマがさかんに産卵していた。飛翔するオスの美しさはたとえようないが、産卵するメスも角度によりルリ色がきれいに光った。例年見るオオイトトンボがかなり少なく感じられた。
オオルリボシヤンマ
わずかに残るツルフジバカマの葉には準絶滅種で最近少ないヒメシロチョウが、弱々しく舞っていた。紅紫色の花にはイチモンジセセリが飛び交い密を吸い、まさしく秋が実感された。きれいなミソハギにはキタキチョウが訪れ、秋型のシータテハにもしばらくぶりに出会えた。
いよいよ里山も秋本番を迎えた。
ツルフジバカマのイチモンジセセリ
ミソハギにきたキタキチョウ
シータテハ
飛んでいるマダラナニワトンボをはじめ何ミリのレンズで撮影されているのですか?
(ブログ ランキングより)
貴「淡彩スケッチ ひとりあそび」へは、スケッチを楽しみにときどき訪問させていただいてました。人柄が偲ばれるスケッチにこころなごみます。
私の写真は素人で、工夫して楽しんで撮っていますが、レンズがいまいちで、不満はあります。近くは、20-80のマクロレンズで、さらにクローズアップレンズを付けることもあります。
マダラナニワは絶滅が心配されている種で、拙ブログのカテゴリー「自然観察」に何度か取り上げています。
これからもよろしく。