団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
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「桜の花が咲いた夜」
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「草原の対決」【児童】
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「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「“猫も杓子も”は何故猫と杓子なのか」について考える

2013-05-08 09:59:32 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

Photo 寛文8年(1668年)の『一休咄』に「生まれては死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も猫も杓子も」とあり、それ以前には使われていたことが解かります。

また、「釈迦も達磨もみんな生まれたものは死んでいく」ということが言いたい訳で、あとの猫と杓子は単なる語呂合わせでしかなく、一休和尚の洒落だとも言われ、この部分だけが後世まで残ったとも言われています。

このほかにも語源とされる説も以下のとおり多数あります。

1. 「猫」は「神主」を表す「禰子(ねこ)」、「杓子」は「僧侶」を表す「釈氏・釈子(しゃくし)」で、Photo_2 「禰子も釈氏も(神主も僧侶も)」が変化したとする説。

「禰子(ねこ)」の意味は、神官の長を「神主(かんぬし)」といい、神主の下の位を「禰宜(ねぎ)」といい、禰宜の子孫を「禰子(ねこ)」というそうです。

「釈氏/釈子(しゃくし)」とは、お釈迦さまの弟子また、出家して仏弟子となった者という意味だそうです。

つまり 日本では昔、宗教といえば仏教と神道の二系統だったので、お釈迦さまの弟子も 神様の弟子も ということで「だれもかれも」という意味だというのです。そところが字が難しいかったためか、「禰子」が「猫」になり、「釈子」が「杓子」になったというのです。

2. 「猫」は「女子(めこ)」、「杓子」は「弱子(じゃくし)」で、「女子も弱子も(女も子供も)」が変化したとする説。

3. 「猫」は「寝子(ねこ)」、「杓子」は「赤子(せきし)」で、「寝子も赤子も(寝る子も赤ん坊も)」が変化したとする説。

4. .Photo_3 「杓子」は「しゃもじ」のことで、主婦が使うことから「主婦」を指すもので、「猫も主婦も家内総出」の意味からとする説。

5. または猫や杓子は日常生活において目につきやすいから、「ありふれたもの」とする説もあります。

(ねこ)も杓子(しゃくし)

だれもかれも。なにもかも。「当節は海外旅行をする」

大辞泉

結局のところ、分からないというのが本当のようです。

猫も杓子もお出かけになったゴールデンウィーク。私は猫にも杓子にもなれずに家にいました。

Photo_4

したっけ。

コメント (14)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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