団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
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「逢縁機縁」
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「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
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「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
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「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
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「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「御の字 御を付ける言葉とは・・・」について考える

2013-11-12 09:41:14 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

おん‐の‐じ【御の字】

江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》1非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めばだ」2 最上のもの。 「の太夫」〈浮・諸艶大鑑・八〉

大辞泉

『大辞泉』の説明では十分ではありません。

「御の字(おんのじ)」という言葉は江戸時代に生まれました。それも吉原の遊郭という特殊な場所で生まれました。

実は遊女たちが惚れた男に使った言葉なのです。「御」の字をつけたいくらいに惚れてあがめていますと言う意味でした。

「私はあなたに『御の字』です」ということです。

これが表の意味です。

裏の意味は、これは純情というよりは遊女の手練手管なのです。うまく行けばそれこそ御の字だったのです。もっと言えば、カモになる客です。

つまり、お金になる客で「御の字を付けたいほど結構な客」だから「御の字の客」。さらに略して「御の字」となったのです。

それが後に、ありがたくて満足のできる状況を表すようになりました。

しかし、その語源を知ってしったからには、ビジネスの場でやたらと使うことは、もうできませんね。

「今月中にご契約いただければ、弊社といたしましては御の字です」

いいつもりで言っていても、もしかしたら博識な取引相手には、「なんだよ、ウチは遊女の客と同じかよ」などと失笑されてしまうかもしれません。

気をつけましょう。

Photo

したっけ。



コメント (10)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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