年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

重石

2008年09月01日 | 築地市場にて
重石
重石は通常の読み方では『おもし』と読むが、漬物の歴史では『おもいし・重い遺志=意思』とも読みたい。特にキムチの歴史は実際の漬物の石は軽いのだが韓半島の人々と日本の関係を解くにはあまりにも重く、動かすにはどのような方法があるのだろうか。下手な手段では怪我どころか自滅しそうである。
 9月1日は関東大震災の起きた日であるが地震と共に戒厳令になった状況からキムチの歴史を調べたい。
日本の漬物は『樽』という容器に漬けた漬物が基本で同じ漬物でも韓半島のキムチと称するものは古くは『カメ』に入れて漬けていた。今ではプラスティックになっているだろうが風土・気候の関係か『重石』は日本の漬物の特徴ともいえる『樽』だから重石が効くのである。
コメント
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