年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

サライの別冊カレー特集から

2008年09月25日 | 福神漬
別冊サライ 大特集「カレー」平成12年(2000年4月)
松浦裕子
明治時代の酒悦においての福神漬の缶詰の作り方
『明治の頃の缶詰、茶筒のような形の缶に詰め、熱して空気を逃し、あいている穴にハンダで止める。』
なぜ酒悦が福神漬を缶詰にしたかというと酒悦店頭で対面販売したところで発売当時は人力車の時代で販売数量はたかが知れているので、持ち運びの移動に便利、荷積みが容易であること、長期の保存が出来ることで福神漬を缶詰としたと言う。
このことによって船舶に積むことが出来たし、戦争時の携帯食として軍隊に普及した。

松浦裕子さんはどんな方かわかりませんが福神漬のことを本だけでなく色々調べたようです。
コメント
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