年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

榎本武揚と佐久間貞一のこと2

2009年04月15日 | 福神漬
榎本武揚と佐久間貞一のこと2
日本郵船関係者と旧幕臣との連合で作られた吉佐移民会社の移民船に福神漬納入関係の資料は今のところ見つかっていない。それどころか明治24年ニューカレドニアに向かった広島丸の積載物の中身は幕末の咸臨丸がアメリカに向かったときの漬物と同じ種類の漬物だった。紅しょうがは咸臨丸には無かったが。明治24年当時福神漬がまだ一般的でなかったという証明かもしれない。
 下谷区茅町の三菱と下谷出身の旧幕臣が郵船に福神漬を紹介したルートの一つとも考えられる。カラーライスと福神漬の関係でどこがいつ郵船に福神漬を積ませたかが問題である。日本郵船の船に積載されれば食物が船客に提供されるのは時間の問題である。
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