年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ミャンマー漬物紀行3 商工会議所での会議

2012年11月15日 | 宅老のグチ
ヤンゴンはミャンマーの公称人口6367万人の一割の人口を占めさらに集中化している。首都は移動したが現実の経済を動かしているのはヤンゴン経済である。我々が予約した11時に会ったのは商工会議所の副会頭であった。彼らの日本の漬物業者に対する期待は想定以上だった。農業国で国が発展するときいかに緩やかに農民の生産性向上を図らねばならない。
 ミャンマー商工会議所副会頭に今度の日本の漬物業者の団体のメンバーは生姜、梅干、ニンニク加工の製造トップ企業が参加していると伝えた。様々な会話からミャンマーのヤンゴンを除いた地域の労働者の所得は1日200円ほどであると言う。米の1エーカー当たりの農民の希望収入を聞いたら3万円ほどで旅行参加者が日本式の反収に換算するとずいぶん安い価格が出た。米は長粒米だが二回取れるので十分日本米を栽培しても輸出してゆけるかもしれない。メロン類の収入は手間がかかるので1エーカーでは30万円ほどとなるという。
ミャンマーの農産物果物類の輸出金額の多い順に並べるとマンゴー、マスクメロン、スイカ、バナナで全体の半分以上を占める。マンゴーの売上金額は13millionn (USD)である。
ブドウや梅もあり、ワインを製造しているところもあって試飲したが発展途上という評価だった。マンゴーの輸出先はシンガポールと思われる。1ドル80円とすれば10億円程度である。日本の生姜漬原料で5から6億円程度中国タイから輸入している業者が多数ある。ミャンマーの商工会議所がビックリする金額である。
日ごろ日本の農林水産省から訳もわからない統計資料の提出を求められていたが実際ミャンマーの農林水産業の統計は漏れが多そうで国境が陸地と言うことは日本の感覚ではなじめない。
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