産地市場はちょうど東京オリンピックが開催された頃の神田市場、築地市場青果部の風景が残っていた。オート三輪もどきの耕運機を改造した運搬車、大八車が現役でさらに青果物がカゴとか板で出来た箱に入れられ運搬されていた。この町からヤンゴンまでトラック輸送で14時間ほどかかるという。高速道路が整備されれば半分の時間になると言う。
ミャンマー シャン高原は日本人にとって快適な地域でここにて冬場を過ごすリゾートが出来ればそこそこの需要があるだろう。海抜1000Mの高原はミャンマーの野菜果物産地の中心地で色々な作物が出来るようだ。注目したのは生姜とニンニクである。ニンニクは生長が早く小ぶりで漬物用には向いていないと言う。生姜に関してタイの隣国と言うこともあり、ある程度の見込みがつきそうである。土壌とか肥料とか様々な初期問題がどのようになるか展開が読めない。台湾からタイに産地移動した時やタイから中国に移動した時の経験者がまだ日本にいるはずである。
ミャンマーからの輸出にかかる輸送費は意外と安い気がする。空きコンテナに積める輸出品がほとんどない国は空コンテナでも運ばなければならない。