年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

玉椿または万両巻

2012年11月29日 | 趣味としての漬物
関東では絶滅したと思われる正月用食品の「万両巻」関西では「玉椿」というつけ物があります。どうやら関西でも間もなく赤い玉椿は絶滅しそうで一般にお目にかかるのは白い玉椿だけになったと思われます。
大きなかぶを甘酢漬けにしたものを形よく、昆布でくくってあります。高級おせち料理の一つで、酢のものとして、正月料理には欠かせないものです。製造者が少なくなり貴重なものとなってしまいました。1個40円を超える値段となってしまい、デフレの日本ではいかに正月用品とはいえその価値を認める人が少なくなったということです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする