年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

GEISYAブランドの缶詰

2013年09月13日 | 福神漬

野崎産業100年史を読む
コンビーフの缶詰で知られていた野崎産業の食品部門は1999年川商フーズの缶詰部門となっていた。バブル期の不動産投資の失敗で現在の状態のようだ。さてこの会社は明治期に皮革の商いから出発した。次第に事業を拡大し、カニ缶詰をアメリカに輸出し、商品の販売拡大のため明治45年5月アメリカで『GEISA』 ブランドを缶詰の登録商標とした。このブランドは今でも缶詰で残っていてアフリカでは品質優良の印という。敗戦後このブランドが接収され、元に戻ったのが昭和37年10月という。戦前の多くの缶詰会社が福神漬缶詰を作っていた。この会社の商品名は何だったのだろうか。
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