大田区大森貝塚は大田区と品川区との境にある。品川歴史館は、郷土資料の保存と活用、区民文化の向上を目的に1985年(昭和60)に開館しました。大森貝塚というのは大森駅のほうが近い。
漬物の沢庵漬に関係ある東海寺は品川区にある。今は寺の面積は少ないが幕末まで軍事拠点にしてもよいほど広かった。明治に人って鉄道の工事のため東海寺のところの土砂で薩摩藩の嫌がらせに対抗するため海の中に鉄道を引くための土砂で埋め立てた。今その名残で東海寺と墓地の間に東海道線・京浜東北線が通り、山の手線の外回りの電車内から沢庵和尚の墓石が見下ろすことができる。
品川歴史館には3台駐車できる。施設の人に確認して図書室を利用する。ここには3回目となるは図書室を利用する人はいないので真っ暗。雑多な本は他にない本を発見する。五反田本立寺の自費本があった。それに鉄道関係の本も目立つ。
学芸員に沢庵和尚が沢庵漬を創ってはいないことを確認する。それでは沢庵漬は誰が創ったかはいまだ不明。大阪府堺市辺りのところで出来たのだろう。その理由として清酒作りの用途で精米し、出てきたコメ糠で沢庵漬を創った。ウルチ米とモチ米が明確に分離されていないので普及は遅いと想像できる。