藤沢市の湘南台の図書館で二宮尊徳の会の本を読む。かなり熱心に活動しているようだ。この会を知ったのは都立中央図書館で鈴木藤三郎を扱っていることから。二宮尊徳が印旛沼開削工事に参加したことを知っていたが、尊徳は工事完了の見込みが立たないので退いたようだ。もう一度文献確認の必要あり。
浦賀書類 (上)(九州大学蔵 近世浦賀問屋史料(2))を眺めていたら、嘉永三年10月・11月・12月の浦賀奉行あての書類が浅野 長祚(あさの ながよし・弘化4年5月より嘉永5年まで)だった。浦賀奉行は二名任命されているので、この時期江戸にいたのが戸田伊豆守氏栄となる。
花香恭次郎の養子縁組の経緯の直接の文献はないが高野長英の死去時期の内田弥太郎の処分が見送られたことから始まると思われる。後は二番町筒井政憲が斡旋した二番町旗本長井家娘と戸田氏栄3男の結婚時期はどうなのだろうか。(出典鶯亭金升日記)