よく報道されるのが郵便局等の金融機関に勤めている人の投資詐欺である。特別の高利回りがあると密かに伝えチョットだけ利息を出し、もっと大口の投資に誘う、豪華なパンフレットと著名なタレントの出るパ-ティで洗脳し、小さな金額から始まり気が付いたときは大金になっている詐欺事件は数多く報道されている。これは年金不安を煽っている新聞とTVの責任でもある。若いうちに多くの税金を払っていて、運悪く長生きして苦しくなっても情報収集し対応をするしかない。
先行き不安を煽り、小口の投資家の資金を頂点まで持ち上げ、投げ売りで損をさせる。ギャンブルで勝つのは胴元である。
昔、金さん銀さんという100歳の高齢姉妹がTVで活躍していた。ある時どうしてタレントで働くのかと問われたら、老後資金と言っていた記憶がある。
今から思うと日教組の教員が自分たちの組織と給与拡大に張り切り、勉強の嫌いな子供たちに労働法や投資教育をしていなかった気がする。ブッラックな労働は平均給与を下げる。
昔、国鉄の労働組合が通勤電車をストで止めると批判が多いので貨物鉄道をストで止めたことがあった。地方の漬物の荷主は鉄道を維持するためと、安価な鉄道貨物料金であったので、地元を支援する国鉄貨物を利用していた。しかしストで荷物が所在不明となって、仕方がなくトラック便を使った。早かった。ストが終わるとトラック業者が地場の漬物がトラックの東京への帰り便が空くので集荷の値引き攻勢となった。ストで止めた漬物は毎年あるストで都会の得意先の指示で鉄道からトラックに代わり元に戻らなかった。豊洲は広いので移転後の年末に久しぶりに九州からコンテナ便でタクワン漬が来た。賞味期限制度が始まって、多くの青果市場はコンテナで漬物の仕入れが無くなった。大量仕入れで同一賞味期限では量販店の消費者が許さない。輸入品の漬物はコンテナで入るので国産漬物より賞味期限設定が長い。
多くの人生に失敗した人の話を聞くと小さいときから投資教育をしていないと感じる。政府の言うことを鵜呑みしていたら、人生は楽しくない。そして投資の説明で小さい字が一番に内容を知る必要がある。