コロナの影響で様々なものが値上がりしそうで、年金生活者の悲鳴が聞こえる。この苦しい人たちには18歳未満の給付金もないだろう。経済問題の評論を聞いていると、日本だけが例外で他の国は給与が上がって調整しているようだ。まだ日本は低賃金で仕方なく働く人が多いと思っている。その低賃金の圧力は働く高齢者から来ている。彼らは年金という基本収入があって、それでは足りないので安くても働く。働くということは健康ということで全体としては好ましいのだが若い人の給与を下げる部分もある。円安になって100円ショップの価格維持が難しいのにまだ看板を変える様子はない。
アメリカでは気候変動で雨不足で水田耕作が非難されそうだ。米とかの農産物の輸出は見方を変えればアメリカに降った雨を日本には運ぶことになる。いつ日本へのコメの輸出が止まるか想定しなければならない。どの国も自国民を困窮させても輸出することはない。日本では例外的にコメ不足の時に領民を無視してコメを商人に売った時代があった。幕末だった。東北地方で飢饉があっても、自藩主の地位の向上のため贈答品の費用を高騰している米で賄った。多くの領民が餓死し、国力が落ちた。
今物価が上がりつつあるがこんな時世でも、コメはさがり、野菜も下がる。昔の食事に戻ればダイエットとなり、健康になる。コメ・大根・白菜は安い。