ハワイの噴火の映像を見て、火山から流れ出た溶岩が海入ると冷やされ、溶岩となる。海水と接触した部分は固まるが内部は熱く溶けている。そこに上流というべき山からの溶けた溶岩の圧力で、固まった部分の弱い所が破れ、次の溶岩を作る。この映像を見ていると言論弾圧をしている人たちも、過去の経験のない情報伝達手段の規制漏れが生じ、さらに本来なら規制する必要もないのに、権力者の意向を忖度する部下たちで、過剰規制をしてしまう例が目立つ。
中国のテニス選手のレイプ告発は、単なる痴話騒動なのに、日本の衛星放送ニュ-スを遮断したのは、かえって重大な事件告発を考えるようになった。犬も食わない痴話げんかを無視したため、海外メディアも面白おかしく放送し、結局国内と海外との整合性を今検討しているようだ。
結局近現代の言論弾圧制御の成功例は問題の固定化と別の問題にすり替えることのような気がする。多くの歴史は戦争に導くことで、難問を解決していた気がする。第一次大戦の始まりがサラエボの一発の銃声からという例もある。
軍隊という組織はどの国でも拡張指向があって、縮小するに困難する。これをうまく解決するには天災出動しかない気がする。