年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

すみだ郷土文化資料館から隅田川桜見物

2023年04月01日 | 宅老のグチ
すみだ郷土文化資料館は、3月29日(水曜日)から半年の休みを終え、開かれたので、隅田川の桜見物を兼ね訪問した。すみだ郷土文化資料館で配布された案内では押上駅の方が近そうだ。東武浅草駅に行く高架の下から墨田公園が始まり、散った桜が芝生の上に降りている。そこから牛島神社へ行き、すみだ郷土文化資料館に着いた。入り口高齢者割引を確認したが無い様だ。入場料100円。何か分厚い紙を渡され家に帰ってみると令和5年4月から始まるカレンダ-で上部の所に明治8年の東京開花暦の絵があった。まだ3日目なので残っていたのだろう。
  1階の所で昭和20年3月10日の空襲の様子と子供だった人の戦争の記憶の絵があった。悲惨。家族で一人だけ生き残って戦災孤児の人生となってしまった人も多数あった。3階が特別展。
 資料館は佐多稲子が住んでいた所だった。前に来たときは饗庭 篁村(あえば こうそん )の住いでもあった記憶が残る。
 資料館でもらった地図で、三囲神社を訪問。ここは1月の国立劇場さよなら公演・遠山桜天保日記で序盤に出て来る神社で気になっていた。竹柴其水がこの台本を作った時は、明治20年代で三囲神社の周辺には向島の料亭街が成立していたのだろうか。長命寺の桜餅を土産に買うため歩いていたら、気品の良い老女が昔風の家に入り、見ると向嶋墨堤組合という看板が見え、芸者衆の稽古場のような、見番のようにも見える。家で調べるとそこで料亭を世話することもあるようだ。見番通りに当たり隅田川のコンクリ-トの土手を見ると巨大壁、海抜30センチでは当然だろう。台風時は排水ポンプが故障すれば水没となる。長命寺の有名な桜餅をアリバイ工作で購入。5個入り1500円。桜の葉は河津桜で有名なところで漬けこんでいる大島桜の塩漬。記憶では1社しか残っていない気がする。結局5個の内3個食べた。隅田川の桜橋を渡り、台東区の法に入る。コロナ開国ということで異国人観光客が目立つ。桜橋のたもと付近で墨田区の住民が食材を売り、ごみ回収もしていた。地面にはゴミでなく散り桜の絨毯寸前だった。桜の木の下で、女子高生位が15人ほどシートを広げ花見の宴会をしていた。
 川沿いに都営浅草線浅草駅に戻る。本所吾妻橋駅から8000歩。
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