年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

 秘境奥浅草 浅草木馬館で大衆演劇を見る

2023年04月08日 | 宅老のグチ
今年の1月に三宅坂国立劇場さよなら公演で、上演時間までの時間までのすき間時間で隣接の国立演芸場で落語会を開催していることを知り、3月の中旬に落語を聞いたというより眺めた。その中で講談があってさらに1階には講談の変遷史の展示があり、浅草木馬亭だけが講談の定席で月初めにあることを知った。今月は7日までだったが天候の都合で行けなかった。目的は天保水滸伝という講談でネットでは7回分が必要の様だ。徳川の権威が落ちてゆく時代で、治安維持機構が弱体化し、二足の草鞋と言われた博徒に治安確保を任せた地域が東千葉にあった。そこでの賭場の確保争い紛争がおこった。博徒は飯岡の助五郎とそこで浅草木馬館を検索すると、飯岡助五郎という演目が上演していた。
令和5年 4月公演 劇団鯱の公演で急遽雨天の予報が出ていても浅草へ行った。浅草の劇場街は結構うろいついていてのだが木馬館は見たことが無く住所をメモしていった。ネットでは満席で無かったし今日の入りも5分くらいだった。入場料当日2000円。12時開演 口上が20分、12時30分より蛇々丸脚本『飯岡侠客列伝』ここに飯岡助五郎と大前田栄五郎が出て来る。2時より物販、その後舞踊ショ-で3時30分終了。
 観客の95%は高齢女性とやや高齢の女性(35以上の)とみえた。
入り口で係に人に案内され、前から3列目、通路から2番目の所に案内された。自分は一人で演劇は普通一人で観るものでなく、何か一席空いているのが違和感があった。物販時間に上演者のグッズ販売等があって、その後の舞踊ショ-で一席空いていた理由が分かった。隣席の女性は上演者が変わるたびにご祝儀を懐に差し込んでいた。見たところ20万円は越していて、御祝儀が良く見える席だったので、その姿はホストクラブのように思えた。これでは家庭で大衆演劇を見に行っていると言われても、誰も解からない。
 異次元の世界は浅草を魔界にする。何も用もなく予定もない時は浅草で徘徊すれば何か新しものが見える。帰りに都営浅草線浅草駅に向かうのだが、あまりに仲見世通りが混んでいて、裏道を歩いていたら(梅の星)という梅干しとごはんを食べさせる店があった。ネットで調べると昨年末のオ-プンの様だ。東京でも京都風の漬物を売るだけでなく食事をさせる所が成り立つか気になる。次は巣鴨で食事の出来る漬物店か出来るか気になる。
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JR日暮里駅バス停の大田道灌とヤマブキ

2023年04月08日 | 宅老のグチ
コロナ明けが近く、JR日暮里駅で友人と待ち合わせ。高齢者同志なので病気と介護の話題となる。60過ぎれば統計のように人は病気がちとなる。
 そこで世間の宣伝でお客様満足度で1位ですという宣伝がある。病院ならば患者の満足度はアンケ-トが取りやすいだろう。待たせないとか治癒率が高いとか数々の客観的資料調査が出来ると思われる。しかし介護に関する満足度の調査で宣伝している所が少ないと感じる。いや全然ないのではないでしょうか。そもそも介護事業所でお客様は介護される人か介護を委託する人のどちらのことを評価するのでしょうか。特に認知症の介護の問題では介護される人の満足度は認知症ゆえに正確な調査となるか疑問であるし、死去してしまえば最後に満足な介護だったかは推測しかできない。
 身内の介護を依頼するのは、介護をする人が申請するのが普通で、よほどの自覚のある人しか自分で地域包括センタ-に相談することは無いように見える。するとお客様は介護を依頼する人になる。この満足度をどう図れば良いのだろうか。ネット情報ではやはり意見の相違とかはあるようだ。

 日暮里駅前のヤマブキの像はいろいろ比喩が含まれている。普通は和歌の知識と思うが伊藤博文の首相官邸での仮装舞踏会で伊藤にレイプされそこなった戸田極子はヤマブキを捧げる女性の仮装をした。
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