年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

奥渋

2023年04月23日 | 宅老のグチ
シルバ-パス利用で慣れない所からバスに乗って家に帰る。西武線石神井公園駅から家に帰る時、前回は練馬区ふるさと文化館からの帰途に見つけた三宝寺池バス停から西武バスでJR阿佐ヶ谷駅に戻った。とても狭い道でよくこんなところを生活路線バスが通過すると思う。通勤時は時間の計算が出来ない気がする。築地で働いていた時から西武線を含め、JR,東武東上線は都心に向かっているので横走する道路が踏切で待たされる。JRは比較的に高架の所が多く、西武線等の踏切で夕方待たされるとあきらめの心境となる。
 今回の石神井公園駅からJR阿佐ヶ谷駅に向かうバス便は関東バスで阿佐ヶ谷から渋谷駅へは京王バス。バス内ではしきりに運賃改定の通告。シルバ-パス利用は無縁。京王バスは旧早稲田通りから、西武線の上井草駅を抜け、環状7号、甲州街道、環状6号を通過し、富ヶ谷から渋谷駅に向かう。富ヶ谷から入った道路が狭く、東急百貨店本店が閉店しているにも関わらず、歩く速さでバスがゆく。関東バスの運転者もゆっくり走行するしかなかった。あまり遅いので看板に(奥渋)という文字が目に付いた。家に帰ってみるとこの辺りが今若者の通自慢の地域の様だ。普通の地名では宇田川町とか富ヶ谷で電車の駅が3ケ程最寄りの駅になるという。ゴチャゴチャしているので意外とJR渋谷に近くても安く済むところかもしれない。奥渋を過ぎてH&Mの新店を過ぎたところから人だらけで、スクランブル交差点を通過した時、バスには運転手と自分しか乗っていなかったように感じた。東京には地元の人でも知らない地名が次々と生まれ、。消える。うたかたの繁栄。繁盛で賑わうと家賃が高騰し、隠れ家が普通の店になり、別の隠れ家が生まれる。今でもコロナ明けの渋谷は混んでいて、観光地化し物価があげれば奥渋が日本人のたまり場になる。駅付近はすでに低所得の日本人の徘徊地になりそうもない。そしてゴチャゴチャがまた別の味を出す。
コメント
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