年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

九品仏の緑に癒されて

2023年04月11日 | 宅老のグチ
世田谷の九品仏に急に生きたくなって、東急田園調布駅から歩いて前回は行ったが、小田急千歳烏山駅行きのバスで行くことにした。二つ目のバス停雙葉学園前で降り環状八号の信号から下ってゆくと、九品仏の駅に着く。さらに進むと参道に入り緑のトンネルの向こうに山門が見える。大井町線が出来る前は今の東急自由が丘駅が九品仏駅で名前を変えることになったという。
 九品仏へ初めて行った時は紅葉の名所ということで、今回九品仏駅からの山門から入ると緑のトンネルだった。ふと首を振ったら閻魔様のお堂が見え、気になって入りお賽銭を投入すると、何か不審者除けのような太鼓の音がして、人の声のようなものが聞こえて、呆然と立っていた。よく耳をすまして聞くと閻魔様のお告げのようだった。目を賽銭箱に落とすと,パンフレットがあって、賽銭箱に浄財を入れるとお告げが聞こえるという。すごいシステム。このパンフレットを見て、初めて初七日の意味が理解できた。こんな日本人の仏教の基礎知識を知ったのは閻魔様のご利益と思う。
 九品仏浄真寺の境内はある仏教的意識から建物が配置されているという説明をパフレットで知った。次回のモミジ狩りの時はこれを参考にして境内を散策したい。
 来た道を戻らないで自由が丘駅に向かう九品仏緑道を歩く。緑道の下は九品仏川があって、最終的には大田区羽田で東京湾に出る。
 自由が丘駅を通り過ぎ、緑が丘駅付近で本流に合流する。呑川は、世田谷区、目黒区、大田区の3区に跨る延長約14.4kmの二級河川になる。東京工業大学付近から巨大な暗渠のような川が現れる。ということは世田谷区目黒区では川の存在が見えなくなっていて、呑川 の印象は大田区という。目黒区には目黒川があって、桜の緑道が観光名所となっている。ほんの少し目黒区の呑川があるが桜の木は無さそうで、大田区に入ると桜並木が少しある。やはり大田区世田谷区の桜の名所には呑川はなれそうにない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする