転居で家を借りる時、不動産屋さんの契約書類の中に地域のハザ-ドマップも入っていた。この頃地球温暖化で蒸発した海水がどこかで地上に降りた時思わぬ災害となる。最近ではパキスタン大水害で国土が水没したという。
カスリーン台風 -昭和22年関東水没から50年 報道写真集-
この台風は今は東京の大空襲と比べると忘れ去れている。時たま都市の水害が局地的で時間が経てば地域の老人しか話しに出ない。武蔵小杉駅の周辺の水害もすでに忘れられ、タワマンの価値の値下がりも消え上がっている。さらに林立するタワマンは遠くの富士見の地名を過去のものにする。富士山眺望権なども出て来るかもしれない。
敗戦後の昭和22年9月の台風による大雨で利根川が決壊し、数日後には東京の下町まで水没した。今下町を散歩していると、海抜xxメートルという標識が多数ある。特に地下鉄の入り口が防水板が目立っていて、これでは水害になったら長期に地下鉄は利用できないと思う。河を渡る鉄道も土手の所が削られていて、決壊を想定できる。小規模な都市河川水害の経験は豊富だが、大規模水害の経験は少ない。
春日部市の観光案内書所でもらった首都圏外かく放水路のチラシとユチュ-ブで見た地下神殿を見学に行きたい。ここはスカイツリ―や東京デズニ―ランドより予定の入れ方が難しい。大雨が降ると稼働するので、入れない日もあるらしい。さらに70M近い階段があって、高齢者には無理という。確かにユチュ-ブの動画を見ていても、暇な高齢者はいないし、さらに高所恐怖症も避けたほうが良い様だ。自分も健康なうちに行かないと時間と金があっても階段の上り下りが出来ないと思う。梅雨や台風の時は見学は無理のようだ。
地下神殿の柱はよく理解できなかったが、東京駅の地下のトンネルが地下水の上昇によって浮き気味で、重石を入れて抑えているという。同じ状態なのだろうか。関東平野で南桜井付近が比較的低く、水が溜まりやすいという。