3月の日本銀行の短観が発表された。築地にいた時、このデ―タ作成の選考に当たってしまった。今から思うと弱小企業でこんな商売の足しにも成らないアンケ-トに参加させられたか今でも疑念に残る。印象から言うと今の裁判員の陪審員に当選したような感じがする。それでも裁判の陪審員は当選しても、欠格事由があれば当選回避できる。親族が2022年度の裁判の陪審員に当選していたが結局3月31日まで出頭要請が無かったようだ。陪審員の説明を読むと、裁判後の守秘義務の負担が重い。この守秘義務は一生残りそう。
さて日銀の書類の記憶では、脅しのような文章があって、統計法による統計なので必ず提出して下さいとあって、回避する文言が無かった記憶がある。築地市場は農林水産省の管轄下で使用料が優遇されている。表向きは都議会の議決だが建物等の補助金は農林水産省の力で、苦しくなったら農水に頼むという気持ちが東京オリンピックの市場内の会議で思っていた。結局神田市場が大田へ移転した時の前例で予算が獲得できた。さらに事務所の床がOA配線が出来るような床となったり温水便座、追加の予算があって、豪華なホテルのような豊洲市場となった。外部の人に批判に対して、戦前の昭和10年の設備で我慢していたのと外国の人から見ても奇麗なのは当然だと明治期の欧化政策での銀座レンガ街のように思えた。最も外国人観光客は一応先進国の日本でアナログな商売と銀座の隣で見ることが出来ることを観光していたと思う。従って平気で売り物の魚を手で触っていて問題となっていた。
日銀短観のアンケ-ト自体は月次の決算書を作っていたので、簡単だったが翌月以降の見解等の主観の所があって、こんなことを調べるのかとおもっていた。一応回答を紙に書いて、基本はネットで提出となっているのだが、HTTPS//から始まるところにアクセスし、ログインし、回答して送信すればよい。でも慣れないので結局は回答用紙を封筒に入れ提出した。3か月単位の様で2回で終わり、日銀からは来なくなりほっとした。後でピンク色の冊子が送られてきてアンケ-トの結果だった。このピンク表紙からさくらレポ-トというそうだ。結構株式市場の人たちは気にしていて、日銀も情報漏れを防ぐため複雑にして回答させると感じた。大学入試の模擬テストだな。
アナログな紙による提出で再度は選ばれなかった。結構の数のアンケ-トが行政からやってくる。最初はまじめに提出していたが無駄を助長する行為と思っていた。確か日銀から提出が遅れた時、電話が来たことを思い出す。回答率がほぼ100%近かったのは日銀の人のしつこさだろう。
選挙が近いのでアンケ-ト電話が頻繁に来る。SNSの強盗事件で、常時留守番設定に変えた。多分回答率は少ないだろう。