『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

市川のライブハウス「アルマナックハウス」

2007年05月14日 | Weblog
演劇の稽古で、すっかり練習の機会が無くなったバンド。
と言っても、今はデュオだからコンビと言った方が正しいかな?
来月の第3週になったライブだけれど、千葉なので友人にも
声をかけにくいです。
やっぱり、東京で交通の便が良い場所でやりたいなぁ・・・・

でもね、市川のライブハウス「アルマナックハウス」
http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/
は音響的にかなり上質な、ライブハウスと言って良いお店です。

オーナーとのつき合いはかれこれ30年になる。
彼は、若山源三プロダクションやフジテレビのディレクターを経て、
今もフリーでテレビ業界の仕事をこなす傍ら、
二足の草鞋でライブハウスを経営している。
最近こそお客さんが根付いて来たが、見る限り儲けは全くなし。
自分が20歳の頃にやっていた『三ノ輪モンド』でもそうだったが、
純粋にライブハウスをやって演奏の場を提供しようと思ったら、
儲け等考えてやってられないのが現実だ。

オーナーの鈴木氏は、かつて語っていた。
『たとえば、アマチュアのバンドにライブチケットをノルマ製にする。
すると最初は良いが2度、3度はなかなかチケットが裁けなくなる。
音楽をやる場所を提供するのが目的なので、儲けを考えたら
こんなやり方は不可能だよ。
巷に、チケット買い取り制のライブハウスが沢山見受けられるけど、
あれはかなりサバを読んで売らせている。
もしも全員が来たら入れないと云う枚数を裁かせているんだ。
これは、一種の詐欺だよね?
僕はそんな事をしてまでライブハウスで儲けようとは思わないよ。』

この話を聞いて、鈴木氏の音楽に対するスタンス、若いミュージシャンを
一人でも育ててあげたいと云う気持ちが伝わってくる。
でも氏曰く、
『最近の子はギターを弾けないよね?俺たちが普通にやるスリーフィンガー一つ取っても、出来ない子がほとんどだもの・・・・・』
さすがは、マーチンフリーク。
鈴木氏がつい最近手放したマーチンD-28は、67年製のオールドモデル。
実にいい音を奏でていた逸品。
小生のD-35と一緒に弾くと、お互いに共鳴して実にすばらしい音を出していた。
(そういう意味では、小生のD-35も良いギターなのだ)

マーチンの話になると、夜通し話しながら、客の居なくなった店で
明け方までギターを弾いて遊んで、明け方帰宅なんて事が多かった。
体に良くないが精神的には最高の空間、時間だった。

6月23日(土) 19:00から
暇な方は、冷やかしに来てください。
コメント
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