終わっちゃった・・・・

今回の公演は去年よりずっとハードルが高かった。
それだけに自分で納得行くまで練習したかな？
出来がどうだったか？それは僕以外の人にしか判らない。
それだけ僕は一杯一杯で、本当に大変だった。

5ヶ月間の稽古で、一番僕のことを気にしてくれた
今井さんと大野さんに公演が終わったときにお礼を言いに言った途端、
涙が出てきて止まらなくなっちゃった。
今までこんな事なかった。
それだけ一生懸命やったんでしょう。

それに演出助手をやりながら相手役だったアカリちゃんや、
音楽担当でスーザン役だった木脇さん
助手とリンダ役だった高野さん、
弟みたいなジェフ役の山中君らの若者たちにも
長い間細かい準備やアドバイスを頂いて、
心からお礼を言いたいです。

20人以上のメンバーが、5ヶ月間もずっと同じ目標に向かって、
一つの事をやり遂げる事って、多分他の事では体験できないでしょう。
仲間と言うより、家族と言った方がいいかも知れないです。

それぞれがライバル意識みたいなものを持ちながら、
分裂することなく最後には皆が笑顔で終わる素晴らしい時間。
本当に素敵な時間でした。

打ち上げが終り、何処かで本気になって惚れていたアカリさんを抱きしめて
別れた後に、渋谷まで一人で歩いている時に、また涙が溢れて・・・・
こんな歳になって、恥ずかしいです。

また来年まで、エネルギーを貯めておかなくてはいけないなぁ・・・・
音楽を作っていただいた大塚彩子先生、
演技指導で本番の最中もアドバイスを頂いた掘米聡先生、
素敵な振り付けをしていただいた河岡祐門先生、
そして最後まで我慢して使ってくれた伊藤座長に感謝の気持ちで一杯です。

それと、こんな下手くそミュージカルを観に来てくれた
会社の同僚、先輩、ウィンドサーフィンの仲間、
バンドメンバーや音楽関連の仲間にも感謝です。

帰宅して、先に寝てしまった長女から
「おかえり～。あと、お疲れ様～！劇、面白かったよ！」というメモが
部屋のドアに張ってあって、5ヶ月間勝手に遊んでいた親父を
支えてくれた家族にも感謝です。

明日は去年みたいに、抜け殻のようになりそうなので会社は休暇。
長い夢も、また終りが来たようです。