『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

37年目のご褒美

2007年12月12日 | Weblog
今日はいわゆる雲上人、憧れの人に会えました。

その人の名は「松永章さん」
この方、元日本代表FWで現役時代はゴールへの嗅覚の鋭さから
「ハイエナ」の異名を取ったストライカー。
釜本氏は自分の型を持った豪快なシュートが得意なストライカー。
一方の松永氏は、一瞬のスピードで相手を振り切りゴール前にくる
ボールを奪い、泥臭く点を奪う典型的な点取り屋と全くタイプが違う。

僕が若い頃は、この二人に憧れ真似をしたものだ。
僕がFWをやる場合は、どちらかと云うと松永さんのタイプかな?

縁があって、今夜は会社のシニアチームの先輩が
松永さんと一緒に酒を飲む機会を作ってくれて、ご一緒する事になった。
仕事が長引き、約束した時間に30分遅れてしまって、
先に着いていた先輩と松永さんが出迎えてくれた。

僕がすかさず
「いやぁ、ヘボなものでロスタイムに油断して延長になっちゃいました」
って言ったら、流石はサッカー選手、この冗談に笑ってくれました。

何を話していいのか?最初は全く思いつかず、ひたすら聞き手に回る。
でも、松永さんが話しかけてくれました。
僕が30年ほど前にお世話になった、松永さんと日立で一緒にプレーしていたOさんと云う日本代表のことを話したら、当然知っていて
そこから話がサッカーの話題で一杯になる。

日本代表のメンバーについても、僕らとは全く違う次元で見ている。
修羅場をくぐってきていない代表は高いレベルでは使えない。
トルシエが俊介を外した理由、レッズの小野が使われない理由
日本人で修羅場をくぐってきた人間は誰と誰とか・・・・・

僕の好きな選手を挙げると、あいつはこうだから駄目とか
解説も凄く納得できる話で、やっぱり日本で数少ない
S級のライセンスを持っているだけのことはあるなって思った。
(S級ライセンスって言うのは日本代表の監督が出来る資格)

次の試合は見に来いよとか、社交辞令でも一緒に練習しようと言われ
ちょっと嬉しくなって、いいお酒の席でした。

今の若い子が、中田英寿と一緒に酒を飲んで「一緒にサッカーやろう」
って言われたのと、同じ感覚です。
僕は、「今度、玉拾いに行きます」と言って、別れました。

来年60歳になられる松永さんですが、間違いなくそこらの30代よりは
スピードもあって、筋力も現役時代とそんなに変わっていない。
松永さんの居るシニアチームと我社の若手サッカー部で試合・・・・
なんて言われたけど、到底勝てそうに無い。
それよりも、今の下手くそチームを見せるのは恥ずかしい。
むしろ、僕らのシニアチームの方が格好がつくね?
などと先輩と話して帰って来た。

今夜の夢のような顔合わせは、さしずめ37年間サッカーを愛して
頑張ってきたご褒美って処かな?
えへへ・・・・・な夜でした!

写真は左から シニアのチームメイト、GKのTさん、松永氏
僕が尊敬するチームメイトのS氏、僕
コメント
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