『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

今年最後の劇団ステージドア

2007年12月25日 | Weblog
今日は年内最後の劇団の集まり。
来年の稽古が1月23日から始まります。
来年の公演は、どうやら今年に比べて高いハードルが設定されそう。

今日は最後のレッスン。
リラックスする練習、そしてゲームみたいに突然誰かを指名して
好きな形で手を差し出す。指名された人はその手に合わせて
二人同時に深呼吸する。相手と自分の間の空気を読み取るような練習。
そして次は、最初の人が好きなポーズをとって、次に隣の人が
そのポーズに対して別のリアクションをする。一周回って終り。
これも何も考えずに、空気を読み取って表現する練習。

そして最後は、以前から渡されていた台本を二人一組で演技する。
僕は若いY君と二人で演技。何となく二人とも演技をする事を意識しすぎ。
僕らの演技は台詞を言うこと、台本どおりの所作をする事に神経を使っていた。
色々な他人の演技を見ながら、今日は凄く勉強になった。
一連のレッスンの中で教えて頂いたことは、空気を作る事。


でも、演技って台詞をしっかり言うこと以前に、台詞を生かすべく
空気や雰囲気を作る事が大事。
普段の会話でも、その場の空気で会話の内容がどんどん変わってゆくはず。
だから話題がコロコロと変わっても違和感を感じない。
芝居では筋書きがあるからそうは行かないけど、今日のレッスンで
台詞が自然に出る空気を作る事で、芝居の流れや空気が大きく変わる気がしました。

そして演劇って奥が深いのは、一つの役を数人でやってみるとそれぞれに
色があって、見方によっては誰が上手いとかは観る人が決めるっていう事。
役者が変われば、役や芝居の雰囲気が変わる。
より多くの観客に受ける芝居を演出した人が、良い演出家となるのだが
逆に気に入らない人も多く存在するという事。
そういう意味では、自分の演技を自分なりにしっかりやるしかない気がしました。

年内最後の集まりも、何処か和やかでした。
来年の稽古開始が楽しみです。
コメント
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