昨日の日記に書いた通り、今後は「仕事は?」と訊かれたら
「ひよこ売り」と答えることにした。
そうしたらコメントに、ひよこ売りって関東地方のごく一部でしか
出没しなかったらしくて、ご存じない方も居るのかも?
僕の子供の頃は、行商や巡回でやってくるラオ屋(キセル・パイプの掃除)、
包丁・鋏の研ぎ物屋、金魚売り、納豆売り、豆腐屋などの商売があって
納豆売りや豆腐屋なんていうのは毎日決まった時間に買いに出たものだ。
子供相手の商売の代表格は紙芝居。
紙芝居を見ながら型抜きやくじ引きをやったり、杏飴、ソースせんべいを食べたり
ハッカパイプやシガレットチョコなどを咥えて大人の真似をしてみたり・・・・
今みたいに衛生がどうのなんて事は言わなかったし、事故も起こらなかった。
爆弾あられと云う商売もあったなぁ・・・・
お米を1合持ってゆくと、圧力釜に入れて時間が来ると「バーン!」って
大きな音で破裂したら、お米の「ポーンあられ」が出来上がる。
キャンディー売りも来たし、カキ氷屋も来た。
これらの商売は決まって学校周辺が商売の場所。
今みたいに事故の責任云々で学校の校庭を開放しない時代と違って
学校の校庭は遊び場だった。
野球、サッカーをやり、ドッジボールや長縄で上級生から下級生まで
一緒になって遊んでいた。それだから、子供同士で自衛も出来たし
喧嘩しながら仲良くなったりして、大きい子が小さい子をかばうのが当たり前だった。
今の子は、外で思い切り遊びたくても場所が無いんだね。
子ども会だって、今は大人がやってるけど昔は子供が自分の発想でやっていた。
大人がやるようにスマートじゃないけど、子供なりに工夫して楽しんでいた。
今は大人が、大人の発想で子供の生活を作りすぎている気がします。
そうそう、そういった子供の周りには怪しい商売が沢山ありました。
お祭りの縁日なんかは、その典型。
下北沢の北沢神社の例大祭みたいに、父母が格好つけて神社で店を広げてるところを見かけるけど
あれって、全然楽しくないし教育上良さそうに見えてそうじゃない。
子供の頃に、怪しい商売に騙されて覚えてゆく事が沢山あります。
無菌培養みたいな今の子は、何処かひ弱で打たれ弱い。
危ない橋を渡れない。渡らないのではなく渡れない。
実は渡っている橋が危ないかどうかの判断が出来ないから、逆に凄く危ない。
表題の「ひよこ売り」は決してあくどい商売じゃなかった。
「ヒヨコ下さい」って言うと、ダンボールのフタを開けて
「何色?どれ?」ってせかされて選び終わると、またサッと箱のフタを閉じる。
ヒヨコは小さな紙袋に入れて渡していました。
何故いちいち、フタをするのか? その頃は判りませんでしたが、
ヒヨコが逃げないようにくらいにしか思わなかったですね。
疑う事をしない純粋な子供だった気がします。
そのヒヨコ見たさで、子供達は誰かが買うのを待っていたものです。
値段は忘れましたが、実際にひよこは貰えるし、すぐに死んじゃうだろうとタカを括っていたら
見る見る大きくなって、毎朝「コケコッコー」ってな事もあった。
緑や青のひよこを見て大きくなった時を想像してワクワクしながら、
買ってきたのだけれど、数日後には色が落ちて普通のひよこに変わっていたり・・・・・
騙されたけれど、今考えてみればある意味で社会勉強、笑える話でした。
僕の世を偲ぶ仮の姿、「ひよこ売り」。
今度からライブでも相方に「ひよこ売りのゆうちゃん」って紹介してもらおう!
「ひよこ売り」と答えることにした。
そうしたらコメントに、ひよこ売りって関東地方のごく一部でしか
出没しなかったらしくて、ご存じない方も居るのかも?
僕の子供の頃は、行商や巡回でやってくるラオ屋(キセル・パイプの掃除)、
包丁・鋏の研ぎ物屋、金魚売り、納豆売り、豆腐屋などの商売があって
納豆売りや豆腐屋なんていうのは毎日決まった時間に買いに出たものだ。
子供相手の商売の代表格は紙芝居。
紙芝居を見ながら型抜きやくじ引きをやったり、杏飴、ソースせんべいを食べたり
ハッカパイプやシガレットチョコなどを咥えて大人の真似をしてみたり・・・・
今みたいに衛生がどうのなんて事は言わなかったし、事故も起こらなかった。
爆弾あられと云う商売もあったなぁ・・・・
お米を1合持ってゆくと、圧力釜に入れて時間が来ると「バーン!」って
大きな音で破裂したら、お米の「ポーンあられ」が出来上がる。
キャンディー売りも来たし、カキ氷屋も来た。
これらの商売は決まって学校周辺が商売の場所。
今みたいに事故の責任云々で学校の校庭を開放しない時代と違って
学校の校庭は遊び場だった。
野球、サッカーをやり、ドッジボールや長縄で上級生から下級生まで
一緒になって遊んでいた。それだから、子供同士で自衛も出来たし
喧嘩しながら仲良くなったりして、大きい子が小さい子をかばうのが当たり前だった。
今の子は、外で思い切り遊びたくても場所が無いんだね。
子ども会だって、今は大人がやってるけど昔は子供が自分の発想でやっていた。
大人がやるようにスマートじゃないけど、子供なりに工夫して楽しんでいた。
今は大人が、大人の発想で子供の生活を作りすぎている気がします。
そうそう、そういった子供の周りには怪しい商売が沢山ありました。
お祭りの縁日なんかは、その典型。
下北沢の北沢神社の例大祭みたいに、父母が格好つけて神社で店を広げてるところを見かけるけど
あれって、全然楽しくないし教育上良さそうに見えてそうじゃない。
子供の頃に、怪しい商売に騙されて覚えてゆく事が沢山あります。
無菌培養みたいな今の子は、何処かひ弱で打たれ弱い。
危ない橋を渡れない。渡らないのではなく渡れない。
実は渡っている橋が危ないかどうかの判断が出来ないから、逆に凄く危ない。
表題の「ひよこ売り」は決してあくどい商売じゃなかった。
「ヒヨコ下さい」って言うと、ダンボールのフタを開けて
「何色?どれ?」ってせかされて選び終わると、またサッと箱のフタを閉じる。
ヒヨコは小さな紙袋に入れて渡していました。
何故いちいち、フタをするのか? その頃は判りませんでしたが、
ヒヨコが逃げないようにくらいにしか思わなかったですね。
疑う事をしない純粋な子供だった気がします。
そのヒヨコ見たさで、子供達は誰かが買うのを待っていたものです。
値段は忘れましたが、実際にひよこは貰えるし、すぐに死んじゃうだろうとタカを括っていたら
見る見る大きくなって、毎朝「コケコッコー」ってな事もあった。
緑や青のひよこを見て大きくなった時を想像してワクワクしながら、
買ってきたのだけれど、数日後には色が落ちて普通のひよこに変わっていたり・・・・・
騙されたけれど、今考えてみればある意味で社会勉強、笑える話でした。
僕の世を偲ぶ仮の姿、「ひよこ売り」。
今度からライブでも相方に「ひよこ売りのゆうちゃん」って紹介してもらおう!