今夜は行きたかったライブを我慢して、日本代表の試合をテレビ観戦。
結果は格下と言われたシンガポールを相手に、0-0の引き分け。
正直言って、『ヘタクソ』。観ていてイライラした。
相手が引いてディフェンスすると、相変わらず崩せない。
新監督が言う『早い縦パス』が使える、裏のスペースが空くような相手じゃないのに、
馬鹿の一つ覚えで、真中を突破しようとする。
我々のレベルでも、引いた相手と試合をする時はサイドに散らしたり、ミドルシュートで
ディフェンスを前に引き出したりする工夫をするというのに・・・・・
そう云った試合になると、いつもボールを放り込むサッカーになってしまう日本代表。
それならば、競り合いに強い豊田や川又みたいな選手を選ぶべきなのに・・・・
本田や香川と言った海外組は何処か疲れた感じがするし、
香川なんかはもう下降線の選手の印象が拭えないから、味方もパスを出さないし、
彼は昔からシュートが上手い選手じゃない。
それに顔を見ても悲壮感が漂っていて、楽しんでいるようには見えない。
肩の力を抜いて、楽しんでサッカーをやれば、本来の実力が発揮できるんじゃないだろうか?
そもそも日本は、アジアで圧倒的な強さを誇るチームじゃない。
あの、浅田真衣ちゃんがそうだったように、どんなスポーツを見ても、どこか悲壮感が漂う。
サッカーだけじゃない、日本には楽しむスポーツ文化なんてものは存在しないから
柔道のようにジリ貧になって行く気がしてならない。
僕がサッカーチームを作った理由の一つに『楽しむ』ことがあった。
直前まで所属していたチームは、会費制。
年間12000円の会費を払って、チームを運営していた。
会費を払う以上は、試合に出るのが当たり前だと思っていた。
ところが、勝ち負けに拘り会費を払わない『助っ人』みたいな人間を呼び、
そういうメンバーの為に、途中交代させられるのが納得行かなかった。
それで、それならば『楽しむ』事を第1優先にした自分のチームを作ったのです。
スポーツの語源は『楽しむ』と言う意味がある。
かのセルジオ越後氏も『日本にはスポーツの文化が無い』と言わしめるように
日本に存在するのは『体育』であり、『スポーツ』じゃない。
氏いわく、その典型が『補欠』というメンバーの存在。
高校野球などで『3年間、試合に出られなくても頑張ってきた◎○君』
と、美談に仕立て上げたりするのもその典型だと語る。
この意見には全面的に賛同しますね。
実際、僕自身も高校の時に補欠で試合に出る事が少なかった。
サッカーを楽しみたくて、サッカー部に入ったのに、試合に出られない。
それで、3年生が終わった翌年からサッカー部の練習に参加しないで、
クラスの仲間と『同好会』を作って、打倒サッカー部を目標に
同好会の練習に夢中になっていた。
サッカーが好きで、やってみたいけれど練習のきついサッカー部には入りたくない・・・・
そんな連中が集まって、『サッカーを楽しむ』事に没頭した。
年に数回、サッカー部の練習試合として、我々の同好会が試合をした。
5年制の工業高専だったから、2年間。その間に数試合やる事が出来た。
最初は、全く点を奪えず、歯が立たなかった。
それでも楽しみながら練習を重ねているうちに、だんだん上手くなって行った。
そして3試合目で、ついに得点を奪い、試合も1点差で負けるくらいの力が付いてきた。
卒業前の最終試合は僕が2点を奪い、初めて引き分け。
この時は勝ったような気分だったのを覚えている。
サッカー部の顧問に『良いチームになったな』と褒められたほど。
僕はこの時に『何でも楽しくやらないと上達もしない』と言う事を実感した。
それ以来、サッカーに限らず、仕事でも『楽しむ』事を第一に考えて
物事に取り組むようになったのです。
楽しもうと思えば、一生懸命になる。
一生懸命にやった事は、必ず結果に現れる。
仕事でもこれは同じでした。
逆に一生懸命やれないものは、好きじゃない事で、結果も出ないんだなって・・・・
日本代表。
監督の顔色を伺ってないで、もっと試合を楽しみなさいよ・・・・
選手が楽しめないような環境を作る監督は、まだ日本には早いんじゃないかって
そんな事を思ったのでした。
纏まりの無い文章になっちゃった・・・・・(笑)