『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

祖父に、だんだん似てきた

2017年07月27日 | ジジイの呟き

世の中には親が子供に模範を示さない、自分勝手な人間が結構多い。
こんな親に限って『モンスターペアレンツ』だったりする。


今朝、電車に乗る時の事。
整列乗車で、みんな並んで待っているのに、ドアが開くと同時に、
年寄り(僕ではありません)を押しのけて、優先席に自分の子供を座らせる母親がいた。
 それを見た僕は、思わず
『どういう育て方してるんだ?』と、怒鳴ってしまった。
まさに親が子供に模範を示さない典型的な例でしたが、
どっこい、子供も親もしゃぁしゃぁとしてる。
怒ったり、叱責したところで他人の言葉には耳を貸さない。
まさに『蛙の面に小便』ですね。


僕が子供の頃、祖父と出かけた時に、祖父のために席を取ろうとして
同じような事をした時に、電車の中だというのに、祖父から大声で
『貴様!何処の子供だ?』
って大勢の人の前で、 厳しく叱られて恥ずかしかったけどなあ••••。


僕には20代まで、父が明治生まれの祖父母を面倒を看るために同居して居た。
明治生まれの祖父は、若かりし頃に第一次世界大戦で戦艦『伊吹』に乗っていて、
戦争後も日本サルベージで働く、船乗りだった。


対して僕は戦後生まれで、ノンポリ、パーマがかかった髪の毛を、
背中まで伸ばしていた、ヒッピーまがいの風貌のクソガキだった。、
そんな僕にとって明治生まれの爺さんは、天敵。


『学生の分際で…』を前置きに、友達との電話も、夜遅く帰るのもダメ。
昔の電話だから、1階と2階にある電話が一つの回線になっていて、
爺さんはいつも、僕の電話の盗聴をしては、ちょっと長くなると
『貴様ら、いつまでくだらない話をしている!』
と横やりを入れたりするから、友達が電話をかけて来なくなったり、
もちろんガールフレンドとは外の公衆電話でしか話せなかった。


そんな爺さんは、とにかく厄介な存在だった。


毎日、全員揃っての食事の時間は、僕と爺さんの対決の場だった。
茶碗を持たずに食べれば『犬喰い』と言って、長~い箸で僕の手を叩く。
ラーメンや蕎麦でさえ、丼を持って食べるように言われ、その癖は今でも直らない。


飯を食っている最中に、
『寝て居る間に、その鬱陶しい長~い髪の毛を丸坊主にしてやる』
なんて言うものだから、
『じじい、やってみろ!殺すぞ・・・・』
なんて言い争いになって、食事の時間が家族にとって恐怖の時間になったり・・・・


最近、親戚兄弟から『やる事、なす事すべて爺さんに似て来た』と言われる。
他人に怒鳴ったり、たしかにそうかも知れないなぁ・・・・
そんな爺さんと僕の関わりの話は、今思い出すと意外と面白いので、
その話を聞いた友人に僕の祖父のファンがいたり・・・・


明日以降、そんな話を書きましょう。

コメント
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