『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

昭島市民大会壮年の部(O-40):『オーナータイム』

2021年10月24日 | 中高年サッカー
いつも試合の終盤に『オーナータイム』と称する時間がある。
勝っていようが、負けていようが点差がついて試合がほぼ決まって居る時。
通常は3点差がついた時点で、僕が点を取るための『オーナータイム』が始まる。

創設期からのメンバーは僕にボールを集めて、何とか点を取らせようとする。
ところが、この『オーナータイム』を理解していないメンバーは自ら得点して、
メンバーから『何をやってるんだ』とか『横にオーナーがフリーだっただろう』とか、
得点したのに小言を言われて、慣れるまでに時間がかかる。

今日は8人制で、子供用のサイズのゴールとピッチサイズ。
しかも20分ハーフの短い試合時間なので、なかなか点が入らない。
案の上、前半はことごとく相手のGKにシュートを弾かれ、両チーム無得点で前半終了。

後半早々に1点を奪い勝利を確信したが、まだ『オーナータイム』には早い。
もう1点入ったら交代しようと思って居たら、メンバーから
『早く交代して』と言われ、残り2分くらいのところで出場した。

最初のボールタッチは、勇ちゃんからの絶好のクロス。
僕がヘディングで枠の中に入れたのだけれど、またもやGKのファインセーブに遭う。
終了間際になって、相手のコーナーキックになり、GKまでが上がって点を取りに来た。

それを見た僕は、
『とにかく前に向かってボールをクリアしろ!』
と言って、ハーフライン手前で一人残り、ワンチャンスで点を奪うつもりだった。

その作戦がまんまと当たり、ボールを持った勇ちゃんが僕に向かって
丁寧な優しいパスを足元に出してくれた。
すかさず僕は振り向いて、相手ゴールに向かってドリブルを始めた。
確実にゴールするため、出来るだけゴールに近づいて、
相手ディフェンダーが視界に入ったので、早いボールをゴールに流し込んだ。

『GooL』
右手を挙げて、味方にアピール。
メンバーは歓声を上げながら、大笑い。
試合後に
『俺には30秒あれば十分』とメンバーに言うと、
『あ~あぁ、また面倒臭いなぁ』と呆れ顔で諦めた感じ。
楽しい試合でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする