お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

魚ボラ講演会に初採集イッテンフエダイ

2018年11月12日 | 魚ボラ
 数日前に魚ボラの先生から講演があるとメールを頂いた。今日はその講演の日。一昨日の夜間採集で得た標本もあるので仕事終了後、少し早めに大学へ向かう。大学に到着後、夜間採集の標本を登録。すると、体側に黒斑のあるフエダイ科の幼魚はイッテンフエダイと同定される。イッテンフエダイは今までにまだ見た事が無く、よく似るクロホシフエダイの中に紛れていないか探していた魚である。今回の標本がイッテンフエダイとは思いもよらず、サラサハゼと共によい収穫となる。今回の講演は現在台湾国立海洋生物博物館のDr. Hsuan-Ching Ho氏が標本調査のため鹿児島大学総合研究博物館に数日滞在していて、「台湾の魚類分類学史」についての内容。台湾の先生という事でやはり今回もいつものように英語での講演会。講演を聞いている魚ボラの留学生は時より笑い、面白い内容だったと思われるが、自分は写真だけを楽しむ。




イッテンフエダイ幼魚






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