お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

カガヤキミゾイサキ論文出版

2020年04月29日 | 魚ボラ
 先週の金曜日(4月24日)に市場でカガヤキミゾイサキを発見し、その日のうちに鹿大へ運び標本登録をしてもらう。6年前に同じ市場で得られたカガヤキミゾイサキ以来国内では見つかっておらず、標本に基づく国内2例目とわかる。その後、日曜日に魚ボラの学生から早くもカガヤキミゾイサキ2例目の報告書の確認のメールが来る。それによるとカガヤキミゾイサキの他に薩摩半島西岸から新種・日本初記録として報告された魚類についても一緒に報告書に記載されている。今回、Nature of Kagoshimaに投稿するのだが、その締め切りが月曜日と言われていた。金曜日に標本登録し、この2日間で論文を執筆したとは本当に仕事が速く驚く。そして今日、Nature of Kagoshimaのオンラインで出版された(鹿児島県薩摩半島西岸から得られた国内 2 例目のカガヤキミゾイサキ)。カガヤキミゾイサキを市場で発見してから早くも5日後に論文の出版である。魚ボラの先生も論文の執筆がとても速いが、魚ボラの学生もなかなかやるものである。
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