今日も市場で水揚げしていると、いつも標本提供してくれる漁師さんが来て、また標本を頂く。見るとこの前頂いたオキトラギスに似た魚であるが、その場で種名はわからない。またもう1種、イズハナダイ属の魚であるがこちらもその場で種名はわからない。だがこの2種共に図鑑やネットで見た事があり、自分が知らないだけで珍しい魚では無い事はその場でもわかった。家に持ち帰り調べるとアカトラギスとアズマハナダイである。先月、この漁師さんに頂いたホシヒメコダイが珍しい魚みたいだと伝えたら、まだ別な魚も釣れるから今度持って来てくれるとの事であった。この手の魚はここの地域ではこの漁師さんしか漁をしないので、ある意味貴重な魚で、この漁師さんがいなければ手に入らない魚である。このような漁師さん達に支えられながらの標本収集である。
アカトラギス Parapercis aurantiaca(Döderlein, 1884)
アズマハナダイ Plectranthias azumanus (Jordan and Richardson, 1910)
この個体も眼がちょっと出てしまっているのが残念です。
反対側は良かったんですけどね。
写真を撮る時はいつも完璧という事はありませんね。
大昔に一回だけヘタレた奴をみたことが
あるだけです
冷凍焼けで色抜けしてたのでこんなに
きれいじゃなかったです