現在、研究に使うブダイ類の調査・採集にアメリカ人の研究者6名が鹿大に来ている。早速採集に行ったものの採集出来なかったらしい。という事で魚ボラの先生からアオブダイの採集依頼が来ていた。うちの定置網にはアオブダイは滅多に入らず、市場では内臓にパリトキシンという毒性が蓄積されている恐れのある関係で水揚げは出来ないので標本を確保するのは難しい。だが、町内の外海の小型定置網にはよくアオブダイが入り毎回逃がしているみたいである。そこでその方に標本用にアオブダイを確保依頼していた。そして今日アオブダイを確保して来て頂いた。早速魚ボラの先生に連絡して大学へと走る。しかし、今日はアメリカの研究者の方達は学生を連れて屋久島へ採集に行っており不在との事。更に他の学生も大学の調査船で採集に行っており不在。就活で一人だけ学生が残っているだけであった。でも、幸いこの個体は研究者にそのまま渡すので標本登録作業はせずに冷凍庫へ入れ終了。先生曰くアメリカの研究者はこのアオブダイの骨を調べるみたいである。その内容も気になるが英語はわからないのでアメリカの研究者が不在でも関係なかった。
アオブダイ
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