日本秘湯を守る会の宿、北海道には10軒ある。
と、思っていたが、日本秘湯を守る会のサイトを見たら8軒に減っていた。
抜けたのは、養老牛温泉とかんの温泉。
その中でまだ泊まっていないのは、鯉川温泉旅館、そしてこの「芽登温泉」。
いつも短い日程で北海道を旅するので、ポツンと離れた芽登温泉には、
なかなか泊まりにくいが、芽登温泉の湯は、どんなんだろう・・・?と、常々思っていた。
女湯は貸切だった。
手前の湯船は、43度ぐらいはありそうな熱いめの湯。
奥の湯船は、40度もないぐらいのぬるい湯。
おほっ、温冷交互入浴が楽しめる~。
湯は、透明でほんとにきれいです。
湯ノ花一つ見当たりません。
そして、こんこんと流れ出る掛け流し。
大きな窓の外に川が流れます。
うん?
この川って、あの立ち入り禁止だった川・・・?
まぁ、どっちでもいいや。
こちらは女性専用の露天風呂。
上品な硫黄臭がし、浴感はつるつる、すべすべ。
強い主張なありませんが、実に優しい良い湯です。
源泉名:芽登温泉
泉質:硫黄泉
温度:58度 湧出量:230L/M PH8.4
成分総計:271mg/Kg
立ち寄りは、8:00~20:00 ¥500
立ち入り禁止の柵について尋ねた女将さんも感じが良い。
館内は、簡素な一昔前の宿という感じ。
味の方は分からないが、時間をかけて北海道を旅する事が出来るのなら
是非泊まってみたいと思った。
その時は、この素晴らしい湯をじっくりと味わいたい。
こちらは混浴露天風呂。
女湯の内湯からも出口があるので、覗いてみました。
頭上に大きな石造りのふくろう。
この場所に陣取れば、女性は入って行き難いだろうなぁ。
この日、芽登温泉にするか、かんの温泉に行くか、又、トムラウシ温泉に行くか?迷った。
大雪高原山荘の露天で盛り上がった時、熊谷温泉ファンの女性から
「かんの温泉へ行ったが閉まっていた。」と聞き、大雪高原山荘の支配人からも
「主人の体調が良くないのか、ず~っと閉めている。」と、聞かされ
「かんの温泉」はあきらめる。
トムラウシ温泉「大雪荘」は、あのトムラウシ山の登山口。
行ってみたかったが、ここはどうやら循環らしいと聞き、ここもあきらめる。
いずれ又、この2つの湯に浸かれる時もあるだろう。