串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

唐津へ-3(洋々閣その他)

2010年10月21日 | 宿-九州・沖縄



部屋から眺める夜明け。



朝食は、庭に面した食堂で。



ほんのり味がついた麦がゆも並びますが、おかゆが苦手なら最初からご飯で。

もちろん、唐津といえば、川島のざる豆腐。

自宅用に買って帰りましたが、重かった。



味噌汁、前回は、大ぶりな椀に具もたっぷり、だしもしっかり・・・と、えらく感激。

味オンチなダンナでも、あの味噌汁はおいしかったと、今でも言う。

今回も期待したのですが、いろいろな具が入ってる訳でもなく、なんとなく拍子抜け。
思い込みが激しいと落胆も大きいです。

でも、豪華な朝食でした。

全般的な味付けですが、大阪人の私には、もう少し甘みがあれば・・・と、
何度か思いました。



左右に男女の浴室が並びます。



床は、なまこ壁に見る平瓦を敷き詰めたような感じで、これは大好きな意匠。

冷水が用意され、湯上りの休憩場所になっている。



浴室に比べると、随分広い脱衣所。





アメニティも揃っている。



細やかな心くばりが見られる。



温泉ではない、麦飯石温泉。

蛇口をひねれば熱い湯がほとばしり、湯船からあふれ出る。
塩素臭のする循環風呂よりはずっと気持ちが良い。



チェックアウト時、頂いた手作りの根付。

いろんな柄の中で選んだのは「虎」。
今年は残念でした。
今年も・・・かもしれないけど。

洋々閣さんは、12軒の宿で構成する「世界宿文化研究学会」に所属しておられる。
12軒、そうそうたる宿ばかり。

日本で泊まるならこういう宿を・・・と、いうコンセプトらしいが、
洋々閣さんは、まさにその趣旨にふさわしい宿だと思う。

少し残念だったのは、部屋のポットは電気ポットではない。
部屋に冷蔵庫はない。
ビールの自動販売機がなかった。
朝もコーヒーは出ない。

それらを含んだ上、部屋にトイレがないりーズナブルな料金の本館での宿泊、
お勧めです。