串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

大雪高原山荘の食事

2010年10月06日 | 宿-北海道

大雪高原山荘の食事は、朝・夕共に食堂で頂きます。

とうもろこし、去年も出たなぁ。
柔らかくて甘い!

蒸して食べるのだが、豚肉を巻いてあるのは何だったかなぁ・・・?

具沢山の一人鍋。

仕上がりは↑。

食べても食べてもなくならない。

虹鱒の塩焼き。

薄味でおいしかった茶碗蒸し。

煮物です。

デザートはトマトのゼリー。

以上1泊目の夕食でした。

豪華ではないが、きちんと調理された山の幸が並び満足しました。

しかし、アルコールはいただけません。

10月10日頃には営業を終えて、来年の6月半ばまで休業するからでしょうか?
メニューにあるお酒は品切れ。

以上が1泊目の夕食。

↓ここから2泊目の夕食です。

デザートは、かぼちゃのムース。

この日の昼食は鹿追にある「大草原の家」でバイキングでした。
そこでたっぷり食べたせいでしょう、いつもなら完食の私ですが、たくさん残してしまった。

2泊目の夕食は前夜とは全く内容が変わっていました。
しかし、前菜からして、佃煮のような塩辛いモノが多くちょっと閉口。

朝食は6:30~、バイキングです。

朝食もきちんと調理されたおかずが並びます。

ご飯がいけません。

前夜のご飯、味がありおいしいと思ったんですが、
朝食のご飯は、昨夜炊いた分でしょうか?
ニオイがありおいしくありません。

コーヒー、牛乳も用意されています。

朝からしっかり食べました。

ご飯がおいしければ、きっとお替りしたでしょう。

標高1300mに近い山中の宿で贅沢な事は言えません。
加工品に熱を加えただけの食事でも仕方ないかもしれないのに、
大雪高原山荘の食事は、品数といい上手な味付け・・・満足です。

でも、食事と部屋にテレビがないという2点で、私には連泊は無理。

風呂場横のトイレがきれいです。

ウォシュレット付きの個室x3。

大雪高原山荘の営業は、6月半ばから10月の10日頃までと
1年のうち4ヶ月余り。

中でも一番混むのが、この紅葉の時で、2日共全館満室のようだった。

去年に続いて2度目の宿泊だったが、きっと来年もお世話になるだろう。

来年の予約は11月からという。
来年、行けるかどうか?分からないが、花の時期と紅葉時期、
予約はしておこうと思う。

 


山帰来の蕎麦

2010年10月06日 | 蕎麦

待合の方から入り口方面を見る。

向かいには、飛鳥大仏がおわします飛鳥寺がある。
昔、何度も通ったものだ。

ダンナは天ざるを注文。

一番の客だったが、出て来るまでに随分待たされた。

私は、「一番お得」とメニューに書かれた「海老おろしミニ昼席膳」を注文。

珍しい!
エビはサクラエビ。

サクサクに揚がっていておいしい。

生のサクラエビだろう。
まさか、干したサクラエビではないだろう。

辛み大根がよく効いている。
カイワレのトッピング、見た目にも美しい。

蕎麦はいずれも10割蕎麦。

田舎蕎麦までいかないが、挽きぐるみのようにやや黒っぽい。
細く切られていて繊細な中にもシコシコ感がありおいしい。

う~ん、ちょっとつゆが・・・。
醤油が突出しているように感じた。

子供の握りこぶし大のそばがき。
ふんわり柔らかく口の中でとけてしまいそう。

わたし的には、もう少し、しっかり目の方がいいかな。

デザートは、蕎麦団子もあるが、私は蕎麦アイスにした。

横のぶどうは、サービス。

蕎麦アイスには、蕎麦の端を揚げたものがトッピングされ、
香ばしいそば粉がふりかけてある。

椅子席は一つだけ。
他にテーブルが4つで14人程座れる。

店の裏手、駐車場横にそば畑があり、白い花を咲かせている。

収穫は11月頃なのか・・・?

評判通りおいしい蕎麦だった。
大好きな天麩羅にそばがきを一度に食べられるこの昼御膳
ちょっとはまってしまいそうです。

●山帰来 0744-54-3218 (蕎麦のみ予約可、席は不可)
●木曜日~日曜日、祝日が月曜日~水曜日の場合は営業
●飛鳥寺前 駐車場は店の裏に5台分

 


秋の棚田

2010年10月04日 | 大阪

道の駅「かなん」へ買い物に行ったついでに千早赤阪村まで足を延ばし
日本の棚田100選に選ばれている「下赤阪の棚田」見物。

千早赤阪中学校へと坂を上ると、いい香りが・・・。

「きんもくせい」です。

そういう季節になったんですね。

我が家の庭にも有り、ご近所にも「きんもくせい」はたくさん植わっているけど、
まだ香ってはいません。

刈り取りの最中でした。

はざかけにしておられます。

もう少し広いかと思っていましたが、案外小規模な棚田。

何匹もの女郎蜘蛛が巣を張り巡らしていました。

↑はメスで、オスは、うんと小さいらしい。

この一帯、楠木正成の赤坂城址らしい。

もう少し足を延ばして明日香の稲渕の棚田を見に行こうと・・・。

しかし、石舞台近くに着いた頃、雨が降り出し、それも結構強い雨。

稲渕はあきらめて近くの棚田を撮りました。

彼岸花、見頃を過ぎたようで、遠目にも色あせた花の一群が見えます。

↑石舞台近くで車から見かけた萩とすすき。
まだ暑い日が続く我が家あたりですが、季節は確実に秋。

明日香は賑わっていました。

明日香を訪れたのは、実に45年ぶり。

明日香は、我が家から吉野へ行く沿線上にあるんですが、
今まで行く気にならなかった。

かつて、よく通いました。
その頃はまだ「飛鳥」と表記されていた。

当時の面影は全然ありません。

もっと、田畑や林が広がっていたような・・・。

こんな観光地化されていなかった。
もう、思い出の中にしか見れない光景。 

ダンナと一緒なので、雨が降ってなくても明日香を観光するつもりはない。

観光するのなら一人で来ないと・・・。

で、少々早いが昼食にと選んだのが蕎麦屋「山帰来」。

ここは、よりりんさんやコスモスさんのブログだ何度か拝見していた
明日香でも有名な蕎麦屋。

11時過ぎ。
開店は11:30~だが、11:10頃、店が開いた。

 


大雪高原山荘

2010年10月01日 | 宿-北海道

銀泉台から大雪湖レイクサイトへ、おんぼろバスに揺られて帰って来ました。

停めていたレンタカーに乗り換え、大雪高原へ向かいます。

この町道大雪高原線も、紅葉の時期、通行規制があり一般車は通れません。
しかし、終点の「大雪高原山荘」に宿泊する客の車は通行可。

名前を告げ、通行許可が下りると、ゲートで待機し30分毎に出るシャトルバスの後ろに付いて走ります。

高原温泉を出るシャトルバスの最終は16:00。
その最終バスが下りて来たら、後は自由に通行可。

20分程で大雪高原に到着。

去年も泊まった「大雪高原山荘」、今回は連泊です。

部屋は風呂場に近い1階で・・・と、頼んでいました。
去年とは違う10号室。

11、12号室が、立ち寄り客の休憩所に近くて、このあたりの部屋が一番よいのですが・・・。

山の宿ですから、8畳間の部屋は簡素です。
椅子とテーブルさえありません。

風雪に耐えた窓は、開きにくくなっています。

しかし、空の冷蔵庫があり、電気ポットも・・・。

去年泊まった時、まさか電気ポットまであるとは思いもせず、いつも持参するドリップコーヒーは持って来ず、残念な思いをしました。

今年はしっかり持って来ました。

糊の効いた浴衣、バスタオル、館内スリッパ無しなので足袋まで用意されています。

ここまでは、いいのですが・・・。

同じ部屋での連泊。

翌日は、部屋のフトンも敷いたままにしてもらい、浴衣、タオル、掃除、それにお茶の交換も断りました。

でも、宿泊料金は同じ。
いくらかの割引を期待したのですが、甘かった。

連泊している人が結構居ます。
この人達はどうしたのだろう?

宿にとっては、お正月並みのトップシーズン。
宿泊料金も3~5割増し。
期待する方が間違っているかもしれませんが・・・。

浴衣に着替え、風呂に向かいます。

2つある浴室は、時間によって男女入れ替え。

クマの湯口から出た湯は、ざぁざぁと掛け流しにされ、実に気持ちがいい。

広い露天も大好きです。

ここは、泊まり合わせた客同士が情報交換する場となりました。

話に花が咲き、体が冷えたら湯に浸かり、又、半身浴・・・を繰り返します。

「熊谷温泉」のファンの人、同じ大阪の平野からのお客は、この先養老牛温泉の「だいいち」に泊まり、
名古屋からのお客は、岩内の「高島旅館」に泊まると言われる。

羨ましい・・・。

楽しいひとときをこの露天風呂で過ごしました。

上とは違うもう一方の露天風呂。

夜、この露天風呂で見る満天の星を期待していましたが、天気はあまりよくなく、星は少ししか見えません。

湯に浸かりながら内湯の方を見ています。

去年の同じ頃、背後の山にはもっと色がありました。
今年は、まだまだ緑。

木のオブジェのような湯口。

普段、ウォーキング程度しか歩いていない私。
今日の山行で、きっと筋肉痛になるだろう・・・と、思っていましたが、翌日も、翌々日もなんともありません。

きっと、何度も入った温泉のお陰でしょう。

山行後の温泉がこれほど素晴らしいものかと目を見張る想いです。

17年程前に温泉にはまり、以来15年間ほどは、ひたすら温泉ハシゴ。

年齢を重ねるにつれ、このハシゴがしんどくなり、ここ数年は宿の温泉をゆっくり楽しむ・・・と、いうパターンでした。

しかし、今、目覚めました!
自分の足で歩き、この素晴らしい光景を眺め、疲れた体を温泉で癒す・・・。

なんという贅沢な趣味なんだろう。
もっと早くに開眼すれば良かった。

腰、ヒザ、もうぼろぼろになりかけている。
でも、がんばろう。


北海道初紅葉旅-6(銀泉台にて)

2010年10月01日 | 紅葉

 

ハイマツの間に咲くミヤマリンドウ 。

このあたり、もう高い木は生えない森林限界。
紅葉の主人公は、ウラシマツツジやハイオトギリ、それにチングルマ。

ウラシマツツジ

ハイオトギリ

「神のたんぼ」と名付けられた小さな池。
登山道の両側に一つずつあるのですが、もう一方の池は、
ほとんど干上がっていました。

ガレ場を歩きます。

7月にはコマクサが咲き乱れる「コマクサ平」着13:23。
歩き始めてから2時間。

標高1842m。
と、いう事は、登山口からたった325m上がっただけ。

正面の尖った山は何・・・?
あぁ、山の名前が分かりません。

斜面にチングルマの綿毛&紅葉。

こういう、大きな岩が転がるガレ場は歩きにくいですぅ。

登山道の正面、紅葉に縁取られた所が第三雪渓。
こちらは、もう雪はありません。

 

雪が残っています。 

このあたりまでで降りる事にしました。

ここから赤岳までは1時間ほど。

この先は岩場を登らなければいけません。

体力的に自信がないのと、そろそろ下山の時間です。
赤岳まで行ってたら、陽が暮れてしまうかも・・・。

この光景を目に焼き付けて、来た道を戻ります。
名残惜しいです。

15:10、登山口に戻って来ました。

4時間かかりました。
平均的なコースタイムより少し時間がかかっています。

登りも下りも、抜かされる事はあっても誰かを抜いて歩く事はありませんでした。

若いカップルは、颯爽と歩きます。

右側の二人連れ、私達とよく似ています。

銀泉台からシャトルバスに乗り、車を停めている大雪湖レイクサイトへ。

このバスが、凄いオンボロ。
中乗りのドアは、ガムテープで開かないようにとめてあります。

路線バスとしては、もう使えないようなバスをここへ持ってきているんでしょうね。

満員で座れません、35分立ってバスに揺られました。

道は砂利道。
胃の腑まで揺れました。

やっと舗装された国道へ出る時のカーブで、ガラガラの後続バスが目に入りました。

「えぇ~」
こっちのバスよりは、新しいバス。
おまけに、車内はガラガラ。
そんなバスが、銀泉台から背後を走っていたのです。
これには、きれました。
もうバス運賃なんか払ってやらない!

「なんで、後続のバスに客を誘導せぇへんの!」
「うしろのバス、がらがらやんか!」

バスを降りる時、大阪弁丸出しで運転手と案内員に文句を言いました。

ほんとに、タダでバスに乗せてもらってるんじゃないよ、道北バスさん!

 動画があります。
大雪に吹く風の音を聞いて下さい。