本日、横浜球場で神奈川県大会の開会式が行われて、全国最多の189チームが参加する激戦の大会が幕を開けた。
毎年、高校野球ファンとして この開会式には出かけているが、球場一杯に参加校の登録された選手全員が
胸を張っての行進には、熱いものが込み上げてくる。
毎年、内野スタンドが早く一杯となるので、この日も地域のイベントを早々に切り上げて横浜球場へと走った。
11時前には、横浜球場に到着したが、チケット売り場には長い列が出来ていた。
スタンドに入れば、やはりバックネット裏から殆ど各校の応援グループで占拠されていた。
聞けば前日の10時過ぎから並んでいたそうで、いい席を取るためだそうだ。
場内アナウンスでは、盛んに席取りはやめるように注意しているが、「馬耳東風」である。
ラッキーにも、バックネット裏で席を譲ってくれた方があり、ベストシートを確保する事ができた。
偶然隣の席におられた方が、あの柴田勲さんと法制二高で一緒に活躍されたと伺い、懐かしくマニアックな話に花が咲いた。
開会式が始まるまで約2時間、真夏の陽が照りつける中だったが、あっという間に過ぎてしまった。
それにしても、神奈川の高校野球熱は本当に凄い。
3万人は入る横浜球場が、開会式で満員に近くスタンド風景も各校の幟が林立して、年々エスカレートしているようである。
入場行進も、全校が整列するまでに、1時間以上かかるとは、他県では考えられないのではないだろうか?
我が家の息子も、甲子園を目差して青春時代を過ごし、管理者も追っかけをやって期待していた頃が懐かしい。
娘の出身校が何度か甲子園に連れて行ってくれたことが、高校野球にハマった訳でもある。
開会式のゲスト挨拶でも、紹介されていたが『二度と戻れない時間を過ごす貴重な青春がそこにある』のだろう・・・
その『晴れ舞台』を新型インフルエンザの発生で全校休校となった学校があり、行進を欠席を余儀なくされた高校もあった。
全校がグランド一杯に整列して、選手の熱き心を想う時、全ての選手に拍手をおくり青春して欲しいと願う。
最後に選手・スタンドが一体となり 『 あヽ栄光は君に輝く 』を唄うときには、いつも熱い涙が出てくるのだ。