代々木陸上競技場(織田フィールド)で開催される陸上競技記録会へ出かけてきた。
これまでも多くの記録会に参加したり見たりしてきたが、身内が参加すると聞き駆けつけた。
出かけてみて驚いたが、これだけの規模で、第1級の競技場を使っての陸上ランニング記録会があるとは知らなかった。
しかも、元オリンピック選手や実業団で活躍された超一流のアスリートが、サポートしてくれるのである。
この日も、世界選手権代表の片岡純子さんを始め、大崎 栄・川嶋伸次・小島宗幸・西田隆雄・平塚 潤さんなど、
現在も、実業団や大学で指導されている方々が、名を連ねておられるのだ。
主催者は、『Re start 』で、毎週、都内のグランドで開催されているそうだ。
ランニングを愛好するビギナーからトップアスリートまで、多くのランナーが会員として参加しており、
レベル向上を志向するランナーには、最高の場が与えられている。
昨夜も、1000m、1500m、5000mの記録会であったが、メインの5000Mは、9組のレースが行われ、約300名が走っていた。
この日は、蒸し暑い走るには最悪のコンデイションだったが、NHKビルの上には、珍しく二重の虹(レインボー)が懸かっていた。
各レースには、目標レベルに応じたペースメーカーが、先週を引っ張り、走りながら指導されていた。
それも、あの大崎さんが、西田さんが、川嶋さんがと トップ指導者から直接の指導である。
会のコンセプトは、「走ることでつながる、心を磨ける」、「新しい自分に出会える」ことである。
【 Change your life with us 】 と謳われていた。
今のランニングブームも、このようなバウンダリーが支えているのであろう。
知合いの顔も見られて、元五輪選手などと走ることへの語らいも、実に楽しいものだった。
息子も、最終組で走りペースメーカーのお蔭で、いい記録がだせたと満足気であった。