梅雨の晴れ間も期待できる天候で、NHK学園主催のスケッチ・バスツアーに参加して軽井沢に出かけてきた。
新宿駅前に集合して、一路貸し切りバスで軽井沢に向かったが、参加者は当然ながら平日であったので、
中高年のおじさま、おばさまの19名の集団であった。
軽井沢の『軽井沢タリアセン』に、11時前に到着した頃には、雲行きも怪しくなりいつ振り出しても可笑しくない空模様だった。
軽井沢タリアセンには、初めての訪問であるが、”湖畔に広がる自然と文化とミュージアム”との触れこみどおり、
軽井沢の自然そのままの塩沢湖を囲んで素晴らしい自然の中の文化村であった。
タリアセン(TALIESIN)とは、ウエールズ語で『輝ける額』と言う意味で、軽井沢の自然と文化を守りたいと命名されたそうだ。
園内は自然の森の中で、歴史的建造物が多く、英国風ガーデンや美術館もあり、スポーツ施設など絶好のスケッチ場であった。
限られた時間内で3点は描きたいと、早々に描き始めたが途中から小雨や大降りとなり、レストランへ避難を余儀なくされた。
平日でもあり、園内は人影は疎らであったので、レストランなどの憩いスポットをここよく借用して、描き続けた。
約4時間で思い思いのポイントでスケッチを楽しみ、最後には講師からのコメントや講評をいただいたが、
参加者にはベテランの方が多く、画風や色彩など大変参考になった。
湖水の周りには、沢山のかもがいて、餌を欲しがってだろうか?近くまできて人懐っこく離れなかった。