先日、代々木公園に出かけた折に、青山地区から表参道、明治神宮へ散策してみた。
この日は、青山学院大学のOPEN CAMPUSが開催されており、知人の依頼もあり資料を入手し、学内を見学してきた。
青学には、卒業生の募集で会社説明のため、何度も訪問しているがあの教会や図書館などを歩きながら懐かしさに浸っていた。
教室内をのぞいて在学生とも話してみると、どことなく優雅な雰囲気をかもし出しており、独特のキャンパスライフを感じた。
しばし、キャンパスの雰囲気を楽しみ、表参道に戻り明治神宮へと向かったが、相変わらずどの通りも凄い人出であった。
途中、原宿の裏道を経て原宿通りを覗いてみたが、ここは若者の別世界であり、喧騒の大混雑であり、直ぐに踵を返していた。
逃げるように原宿駅へと辿り着き、明治神宮の入口に立てば、もうそこには聖なるエリアがあった。
明治神宮は、日本有数のパワースポット(PS)としても有名で、富士山山頂とともに管理者がPSとして毎年訪れてエネルギーを戴いているところである。
一歩、境内に入ると、緑深く鬱蒼とした森の中には、神聖な風を感じてくるのである。
自然と聖なる意識が沸騰してきて、社の息吹が体に浸み込んでくるような気分になるから本当に不思議な世界である。
これが東京のど真ん中にあるとは思えず、先ほどの原宿通りの喧騒とは別世界であった。
唯一つ代々木公園で行われているイベントだろうか、LIVEの演奏や踊り?の喧騒だけが、森の中まで届いており、
イギリスから来られたという外国人グループが、あの喧騒は何ですか?と、肩をすぼめて嘆いていたのが印象に残った。
玉砂利の道を歩むザクザクという音が、五感に響きわたり心が洗われる感じがしてくる。
第2鳥居の前には、献上された日本酒とワインのタル酒のお神酒が並べられており、壮観であった。
神殿に着いて心静かに参拝したが、全ての生命にエネルギーを戴き、肉体や精神の浄化を願い新しいパワーを授けられた思いがした。
神殿の前には、御新木の夫婦楠があり、ここでも皆さんが参拝してパワーを戴いていた。
約1時間余であったが、ヒンヤリ感を味わい、エネルギーをたっぷりと吸い込んで神宮の森を後にした。