MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~熱海海岸

2010年12月21日 | まち歩き

前夜の仲間との忘年会を終えて久しぶりに目覚めが遅くなり、朝風呂へ直行し温泉気分を満喫し、ホテルの窓からの眺めも朝日を受けて相模湾の海も光輝いており、気分爽快の朝を迎えた。

この日も小春日和の快晴に恵まれたので、海岸線をジョグってみようと決意してホテルで仲間と別れて、錦ヶ浦自然郷へと向かった。

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これまでも毎年熱海ユラックスマラソンに参加して海岸を走っていたが、錦ヶ浦方面を走るのは記憶がなく、坂道を喘ぎながら登るのもジョグできる服装でもなかったのでSlowJog & Walkで進み、トンネルを抜けると、眼下には素晴らしい光景が飛び込んでくる。

魚見崎の断崖に建つリゾートホテルのホテルニューアカオから今来たサンビーチを振り返ると、正に絶景であった。切りたった断崖が続き、遠くには初島や大島も見えており、青い海と青い意空が今の時ならではの実に景観が広がっていた。 

ニューアカオホテルの遊歩道を闊歩しながら眺める錦ヶ浦の馬の背や奇岩が織りなす断崖絶壁の景観は、名勝地の名に恥じない素晴らしい眺めでした。

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大阪から来られたという「大阪のおばちゃん」 グループとしばし歓談していたが、「こんなええとこ関西にはあらへんわ~」 と、気分よく楽しんでおられ、これから熱海城と秘宝館へ行くと言っていたが、さてその続きはどうだったのか

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一足先に、熱海城へと急坂を駆け上がってお城に着いてみると、訪れる人影は少なく休みかと思えば、営業中だったようだ。

歴史音痴の管理者でも、「熱海城」って聞いた覚えもなく、誰の城かと思えば、歴史上には「熱海城」は存在がなく、昭和になって造られた観光用のコンクリート造りの施設だったとは・・・・過って北条氏が築城を考えたとかガイドに記載されているが、事実は疑わしい。

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結局、興味も薄れて入館も止めて城周りを散策すると、熱海の海岸や温泉街、相模湾を見下ろすパノラマ風景は、文句なしの絶景でした。

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城の正面には、浅野祥雲の作品とかのコンクリート製の将像が並んでいたが、ユーモラスではあるが漫画ポイもので、先に奈良の文化の仏像などを見てきてばかりで、どうも馴染めなかった。

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隣の秘宝館にも、誘われたが全く興味もなく、海岸の風景を楽しみながら、引き返して坂道をジョグして熱海の海岸へと走るが、気温も上がってきて全身汗びっしょりになっていた。

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約10分で海岸の親水公園に着き爽やかな海風を受けてデッキで一休みしていたが、いつ整備されたのだろうか散歩道が見違えるように生まれ変わっていた。ゴールドコーストを思わせるような美しい海岸となっており、熱海湾の青い海も実に美しく映えていました。

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湾内にはヨットハーバーが出来ており、数多くのヨットが繋留されて、白い壁のホテル群と青い海と空のコントラストは、さながら地中海の風景のようでもあり、絶好のスケッチポイントであった。

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しばし海を眺めての休憩のあと、サンビーチの砂浜を歩き、熱海温泉のシンボルである『金色夜叉』の舞台である、「貫一お宮」の像が立つ「お宮の松」へ到着。サンビーチもすっかり整備されていて、今は、国道と駐車場に挟まれて趣は無かったのは寂しい感じがしました。

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熱海の海岸を散歩する爽快感を味わって熱海駅へと向かうが、坂の街熱海では、どこを歩るいても、坂は急である半端じゃない。サンビーチから急坂に取りついてしばらくで熱海七湯の一つである「清佐衛門の湯」に到着した。ガイドによると、『昔、農民で清左衛門という者が馬を走らせこの湯壷に落ちて焼け死んだことからその名が付けられた』そうで、以前は呼びかける声の大きさで湧き湯の量が変わったとか。今は、その湯も枯れたようだ。

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さらに、階段や急坂は続くよ・・どこまでもと駅に向かって商店街を抜けて、ようやく熱海駅へ到着して車中の人となった。

コメント
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